あかまつ‐よしのり【赤松義則】
[1358〜1427]南北朝・室町初期の武将。則祐の子。明徳の乱で山名氏追討に戦功をあげ、旧領美作(みまさか)を回復、播磨・備前と合わせて三国の守護職を兼ねた。また、侍所の所司となって四職(しし...
あしな‐もりうじ【蘆名盛氏】
[1521〜1580]戦国時代の武将。会津黒川城主。号、止々斎(ししさい)。近隣に勢力を拡大し、蘆名氏の全盛期を築いた。
ありが‐ながお【有賀長雄】
[1860〜1921]法学者・社会学者。大阪の生まれ。ドイツに留学しシュタインに師事。その著「社会学」は、日本で最初の体系的な社会学書。他に「国法学」「国家学」など。
いっしき【一色】
室町時代の守護大名。足利(あしかが)氏の一支族。足利泰氏の子の公深(こうしん)が三河国吉良庄一色に住んだことに始まる。その子の範氏(のりうじ)が足利尊氏に従って九州で戦い、のち四職(ししき)家の...
おう‐してい【王士禎】
[1634〜1711]中国、清代の詩人。新城(山東省)の人。本名は士禛(ししん)。号は阮亭(げんてい)・漁洋山人。銭謙益の影響を受け、神韻説を唱え、新鮮な雅趣に富む詩を作った。詩文集「帯経堂集」...
おう‐めいせい【王鳴盛】
[1720〜1797]中国、清代の歴史学者・経学者。嘉定(江蘇省)の人。字(あざな)は鳳喈(ほうかい)。号は礼堂・西荘。「十七史商榷(じゅうしちししょうかく)」は考証的史学の名著といわれる。詩文...
おおとも‐そうりん【大友宗麟】
[1530〜1587]戦国時代の武将。豊後(ぶんご)臼杵城主。名は義鎮(よししげ)。キリスト教に入信し、洗礼名フランシスコ。北九州6か国を支配。ローマ教皇に少年使節を派遣。天正6年(1578)島...
こ‐がいし【顧愷之】
[345ころ〜405ころ]中国、東晋の文人画家。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は長康。人物画にすぐれた。「女史箴(じょししん)図」「洛神賦図」などの模写されたものが伝わるほか、画論...
さいこう【西光】
[?〜1177]平安後期の廷臣。俗名は藤原師光(ふじわらのもろみつ)。信西(しんぜい)に仕え、その没後出家。後白河法皇の近臣として活躍。鹿ヶ谷(ししがたに)で平氏討伐を謀ったが、発覚して刑死(鹿...
しゅんかん【俊寛】
[1143〜1179]平安末期の真言宗の僧。鹿ヶ谷(ししがたに)の山荘で藤原成親・成経父子や平康頼らと平清盛討伐の密議をしていたのが発覚して流島となり、鬼界ヶ島で没した。 謡曲。四番目物。喜...