ラ‐フォンテーヌ【Jean de La Fontaine】
[1621〜1695]フランスの詩人。イソップの寓話などをもとに、巧みな韻文で書いた「寓話集」は寓話文学の傑作として有名。ほかに長編詩「アドニス」など。
ラ‐ブリュイエール【Jean de La Bruyère】
[1645〜1696]フランスのモラリスト。代表作「人さまざま」で当時の風俗や人物を鋭く描写・批判した。
ラモー【Jean-Philippe Rameau】
[1683〜1764]フランスの作曲家・音楽理論家。フランスの宮廷オペラを発展させ、また、「和声論」などを著して近代和声学の基礎を築いた。作品に「クラブサン曲集」など。
ランボー【Jean-Nicolas Arthur Rimbaud】
[1854〜1891]フランスの詩人。ベルレーヌ・マラルメと並ぶ象徴派の代表的詩人。早熟な天才で、詩作は15歳からの数年間だけだったが、近代詩に大きな影響を与えた。作「酔いどれ船」「地獄の季節」...
リオタール【Jean-François Lyotard】
[1924〜1998]フランスの哲学者。ポスト構造主義の思想家の一人。急進的なマルクス主義者としてアルジェリアで活動、パリ五月革命にも参加した。主体や進歩主義という近代の理念を「大きな物語」とし...
リュリ【Jean-Baptiste Lully】
[1632〜1687]フランスの作曲家。イタリア生まれ。ルイ14世の宮廷楽団総監督。台本作家キノーとともにバレエやオペラを多数上演し、フランスバロック歌劇を確立した。作「町人貴族」「テセウス」など。
ル‐クレジオ【Jean-Marie Gustave Le Clézio】
[1940〜 ]フランスの小説家。1963年「調書」でデビュー。断片的な文章の挿入や反復など、実験的な手法を用いた文体で注目される。2008年ノーベル文学賞受賞。作「大洪水」「砂漠」「海を見たこ...
ルソー【Jean-Jacques Rousseau】
[1712〜1778]フランスの啓蒙思想家・小説家。スイス生まれ。「学問芸術論」で人為的文明社会を批判して自然にかえれと主張、「エミール」では知性偏重の教育を批判した。また、「社会契約論」では人...
ルノワール【Renoir】
《「ルノアール」とも》 (Pierre-Auguste 〜)[1841〜1919]フランスの画家。印象派の運動に参加。豊麗な色彩で裸婦・花・子供などを描いた。晩年は彫刻も制作。 (Jean ...
ワトー【Jean Antoine Watteau】
[1684〜1721]フランスの画家。豊かな色彩と優雅な詩情をもって淑女の社交風景を描き、ロココ美術の代表的画家の一人。