アクショーノフ【Vasiliy Pavlovich Aksyonov】
[1932〜2009]ロシアの小説家。ソ連時代に長編「星の切符」などで反逆的な若者を大胆に描き、1960年代の青春文学の旗手となった。1980年には米国に移住。他に「月への道半ば」「モスクワ物語...
あさだ‐じろう【浅田次郎】
[1951〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、岩戸康次郎。自衛隊などさまざまな職業を経て作家となる。ピカレスク小説、歴史小説など多彩な作風で人気を博す。「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞受賞。他に「地...
アレクサンドル【Aleksandr】
(1世)[1777〜1825]ロシア皇帝。在位1801〜1825。ナポレオンのモスクワ遠征を失敗させ、ウィーン会議では神聖同盟を提唱。 (2世)[1818〜1881]ロシア皇帝。在位1855...
アングル【Jean Auguste Dominique Ingres】
[1780〜1867]フランスの画家。新古典主義の代表。的確なデッサンと典雅な形式美を特色とする歴史画・裸体画を描く。作品に「グランドオダリスク」「泉」など。
イグナティウス‐デ‐ロヨラ【Ignatius de Loyola】
[1491?〜1556]スペインの宗教家。スペイン北部バスク州のロヨラ城主の子。清貧・貞潔を掲げてイエズス会を創立。プロテスタントの宗教改革に対抗し、カトリックの失地回復と異邦人への伝道に尽力。
いしだ‐ばいがん【石田梅岩】
[1685〜1744]江戸中期の思想家。石門(せきもん)心学の始祖。丹波の人。本名、興長。小栗了雲に師事。実践的倫理思想をわかりやすく説き、町人層に歓迎された。著「都鄙(とひ)問答」「斉家論」など。
いつき‐ひろゆき【五木寛之】
[1932〜 ]小説家。福岡の生まれ。朝鮮からの引き揚げ体験を経て、放送界で活躍。現代に生きる青年のニヒリズムを明晰(めいせき)な筆致で描き、人気を集める。「蒼(あお)ざめた馬を見よ」で直木賞受...
イワン【Ivan】
(1世)[?〜1340]キプチャク‐ハン国支配時代のロシアのモスクワ公、ウラジーミル大公。在位1325〜1340。ハン国に取り入り、多くの新領土をモスクワ公国に加えた。 (3世)[1440〜...
いんぎょう‐てんのう【允恭天皇】
記紀で、第19代の天皇。仁徳天皇の第4皇子。名は雄朝津間稚子宿禰(おあさづまわくごのすくね)。皇居は大和の遠飛鳥宮(とおつあすかのみや)。宋書にみえる倭の五王の一人、済とする説がある。
うらがみ‐ぎょくどう【浦上玉堂】
[1745〜1820]江戸中期の南画家。姓は紀、名は弼(たすく)。字(あざな)は君輔。備前池田家の支藩鴨方(かもがた)家に仕えたが、江戸に出て、詩や琴、絵を学ぶ。のちに脱藩して、各地を遊歴した。...