あさい‐ながまさ【浅井長政】
[1545〜1573]戦国時代の武将。近江(おうみ)小谷城主。織田信長の妹お市を妻として織田家と同盟を結んだが、のち信長と対立。元亀元年(1570)姉川の戦いに敗れ、さらに本拠の小谷城を攻められ...
あしかが‐よしかつ【足利義勝】
[1434〜1443]室町幕府第7代将軍。在職1442〜1443。義教(よしのり)の子。嘉吉2年(1442)8歳で家督を継いだが、2年後病死。
うだがわ‐げんしん【宇田川玄真】
⇒宇田川榛斎(うだがわしんさい)
かたやま‐けんざん【片山兼山】
[1730〜1782]江戸中期の儒学者。上野(こうずけ)の人。名は世璠。荻生徂徠(おぎゅうそらい)の古文辞学を学んだが、のちこれを批判し、唐宋諸家の説を加え、折衷学を提唱した。→折衷学派
かつしか‐ほくさい【葛飾北斎】
[1760〜1849]江戸中・後期の浮世絵師。江戸の人。幼名、時太郎、のち鉄蔵。初号、春朗、ほかに画狂人・為一など。初め勝川春章に学んだが、狩野派・土佐派・琳派(りんぱ)・洋風画など和漢洋の画法...
かんぜ‐もとまさ【観世元雅】
[1395?〜1432]室町前期の能役者・能作者。通称、十郎。世阿弥の長男。観世大夫3世だが、現系図では数えない。若手ながら名手といわれたが、音阿弥を愛した足利義教の圧迫で、不遇の中に死んだ。作...
きょうにょ【教如】
[1558〜1614]安土桃山時代の浄土真宗の僧。大坂の人。諱(いみな)は光寿。顕如(けんにょ)の長男。石山の合戦で織田信長と戦い、父の死後に本願寺12世を継いだが豊臣秀吉の命で隠退。徳川家康の...
きりたけ‐もんじゅうろう【桐竹紋十郎】
文楽の人形遣い。 (初世)[1847?〜1910]大坂の生まれ。本名、小林福太郎。桐竹門十郎の子。父の名跡門十郎を継いだが、のち紋十郎と改めた。女形遣いの名手。 (2世)[1900〜1970...
くろやなぎ‐しょうは【黒柳召波】
[1727〜1772]江戸中期の俳人。京都の人。別号、春泥舎。服部南郭に漢詩を学んだが、俳諧に転じ、蕪村の弟子となった。遺稿に「春泥句集」がある。
ごさい‐てんのう【後西天皇】
[1638〜1685]第111代天皇。在位1655〜1663。後水尾天皇の第7皇子。名は良仁(ながひと)。初め高松宮を継いだが、後光明天皇に皇嗣がなかったために即位。和歌にすぐれ、歌集「水日集」...