ローリンソン【Henry Creswicke Rawlinson】
[1810〜1895]英国の軍人・外交官・歴史学者。古代オリエントの楔形(くさびがた)文字を解読、「アッシリア学の父」とよばれる。著「西アジア楔形文字刻文」など。
ワイス【Peter Weiss】
[1916〜1982]スウェーデン国籍のユダヤ系ドイツ語小説家・劇作家。ドイツに生まれ、ナチス時代に亡命。「マラー/サド劇」で成功をおさめた。小説に「御者のからだの影」「両親との別れ」。
ワイルダー【Billy Wilder】
[1906〜2002]米国の映画監督。オーストリア生まれ。作「サンセット大通り」「昼下りの情事」「アパートの鍵貸します」など。
わかまつ‐しずこ【若松賤子】
[1864〜1896]翻訳家。福島の生まれ。本名、松川甲子(まつかわかし)。巌本善治の妻。バーネットの「小公子」の翻訳で知られる。
ワルター【Bruno Walter】
[1876〜1962]ドイツ生まれの指揮者。マーラーに師事。ウィーン・ライプチヒなど各地で活躍し、のち、ナチスに圧迫されて渡米。モーツァルトの演奏を得意とした。
ワーズワース【William Wordsworth】
[1770〜1850]英国の詩人。自然と人間との霊交をうたい、ともに湖畔詩人とよばれたコールリッジとの共著「叙情民謡集」はロマン主義運動に一時期を画した。ほかに自伝的長詩「序曲」など。