ローリンソン【Henry Creswicke Rawlinson】
[1810〜1895]英国の軍人・外交官・歴史学者。古代オリエントの楔形(くさびがた)文字を解読、「アッシリア学の父」とよばれる。著「西アジア楔形文字刻文」など。
ロールズ【John Rawls】
[1921〜2002]米国の政治哲学者。「公正としての正義」の説を唱えて功利主義を批判、自由と平等が実現される正義の社会を構想した。著「正義論」など。
ローレンス【David Herbert Lawrence】
[1885〜1930]英国の小説家・詩人・批評家。現代社会における性と恋愛をテーマに、男女関係の新しい倫理を追求した。小説「息子と恋人」「虹」「チャタレイ夫人の恋人」など。
ローレンツ【Konrad Zacharias Lorenz】
[1903〜1989]オーストリアの動物学者。刷り込み現象、生得的な行動の解発などについて記述。動物行動学を確立した。1973年ノーベル生理学医学賞受賞。著「ソロモンの指輪」「攻撃」など。
ローレンツ【Arthur Laurents】
[1917〜2011]米国の劇作家・脚本家。ミュージカル「ウエストサイド物語」、映画「追憶」「悲しみよこんにちは」などの脚本を手がけた。
ワイエス【Andrew Wyeth】
[1917〜2009]米国の画家。古典的技法を駆使して、地方の自然や人々を、詩情豊かに郷愁あふれる表現で描いた。作「クリスティーナの世界」など。
ワイスマン【August Weismann】
[1834〜1914]ドイツの動物学者。動物の発生・遺伝・進化の理論研究を行い、生殖質は親から子への連続性をもつが体質の変異は遺伝しないと主張し、ネオダーウィニズムを提唱。著「進化論講義」など。
ワイダ【Andrzoj Wajda】
[1926〜2016]ポーランドの映画監督・舞台演出家。第二次大戦後のポーランドの民主化に影響を与えた。作「地下水道」「灰とダイヤモンド」「鉄の男」など。
ワイラー【William Wyler】
[1902〜1981]米国の映画監督。フランス生まれ。作「嵐が丘」「ローマの休日」「ベン=ハー」など。
ワイル【Kurt Weill】
[1900〜1950]ドイツ生まれの米国の作曲家。オペラにジャズやポピュラー音楽の要素を取り入れた劇場用音楽を作曲。作品に「三文オペラ」など。