カスティリオーネ【Baldassare Castiglione】
[1478〜1529]イタリアの外交官・著述家。著「廷臣論」。
バルガス‐リョサ【Mario Vargas Llosa】
[1936〜 ]ペルーの小説家。ブルジョア世界の悪を鋭くあばく多くの作品を発表し、ラテンアメリカ文学の人気を高めた。1990年にはペルーの大統領選に出馬したが、フジモリに敗れた。2010年、ノー...
バルザック【Honoré de Balzac】
[1799〜1850]フランスの小説家。近代リアリズム小説の代表者。フランス社会のあらゆる階層の人物が登場する約90編の小説にみずから「人間喜劇」の総題をつけた。作「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」...
バルテュス【Balthus】
[1908〜2001]フランスの画家。本名バルタザール=クロソウスキー=ド=ローラ(Balthazar Klossowski de Rola)。シュールレアリスムの傾向の強い作風で、少女像や街路...
バルト【Karl Barth】
[1886〜1968]スイスの神学者。弁証法神学の創唱者の一人。神の啓示を神学の中心問題とし、聖書的福音主義を唱え現代神学に大きな影響を与えた。著「ロマ書」「教会教義学」など。
バルト【Roland Barthes】
[1915〜1980]フランスの批評家。構造主義の立場から、文学・言語・芸術など広範な分野で先鋭的な批評活動を展開。著「零度のエクリチュール」「モードの体系」「文学の記号学」。
バルトーク【Bartók Béla】
[1881〜1945]ハンガリーの作曲家。マジャール古民謡を収集し、独自の音楽技法を開拓。作品に6曲の「弦楽四重奏曲」「弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽」など。
バルビュス【Henri Barbusse】
[1873〜1935]フランスの小説家。人間の情念を赤裸々に描いた「地獄」、次いで反戦小説「砲火」で注目を浴びる。のち「クラルテ」を発表し、平和運動にも尽力。→クラルテ
バルフォア【Arthur James Balfour】
[1848〜1930]英国の政治家。1902〜1905年の首相在任中に英仏協商を締結。第一次大戦中、外相としてユダヤ民族のパレスチナ復帰を支持する「バルフォア宣言」を発表。
バルボア【Vasco Núñez Balboa】
[1475ころ〜1517]スペインの探検家。パナマ地峡を横断し、1513年にヨーロッパ人として初めて太平洋を発見、南の海と命名。のちパナマ総督と不和になり処刑された。