かのう‐つねのぶ【狩野常信】
[1636〜1713]江戸前期の画家。尚信(なおのぶ)の長男で、木挽町(こびきちょう)狩野家2代目。探幽没後の狩野派を代表。古画の模写にも努め、「常信縮図」は貴重な資料。
かのう‐なおのぶ【狩野尚信】
[1607〜1650]江戸初期の画家。京都の人。木挽町(こびきちょう)狩野家の祖。通称、主馬。探幽の弟。江戸に出て幕府御用絵師となった。
きょくさんじん【曲山人】
[?〜1836ころ]江戸後期の人情本作者。江戸の人。本名、仙吉。別号、三文舎自楽・司馬山人など。下層町民の風俗・生活を活写し、「仮名文章娘節用(かなまじりむすめせつよう)」で、人情本流行をもたら...
サビンコフ【Boris Viktorovich Savinkov】
[1879〜1925]ロシアの革命家・小説家。筆名ロープシン。テロリスト団体を指揮。ケレンスキー内閣に参加し、十月革命後、反ボリシェビキ活動で逮捕されて自殺。作「蒼ざめた馬」など。
さるはし‐かつこ【猿橋勝子】
[1920〜2007]地球化学者。東京の生まれ。昭和18年(1943)より中央気象台(現気象庁)勤務。昭和29年(1954)の米国ビキニ沖水爆実験を機に、大気・海洋の人工放射性物質研究を行い注目...
トロツキー【Leon Trotskiy】
[1879〜1940]ロシアの革命家。本名、レフ=ダビドビチ=ブロンシュテイン(Lev Davidovich Bronshteyn)。ウクライナ生まれのユダヤ人。二月革命後ボリシェビキに入党、ペ...
ブルガーニン【Nikolay Aleksandrovich Bulganin】
[1895〜1975]ソ連の政治家。ボリシェビキ党に入党。1955年のマレンコフ解任後、首相となり平和共存外交を進めたが、1958年に失脚。
プレハーノフ【Georgiy Valentinovich Plekhanov】
[1856〜1918]ロシアの革命思想家。ロシアにおけるマルクス主義の先駆者として、その普及活動に努め、「労働解放団」を創設。ロシア社会民主労働党の結成に参加したがレーニンらと対立、同党の分裂後...
マルトフ【L. Martov】
[1873〜1923]ロシアの革命家。本名、ユーリー=オシポビチ=ツェデルバウム(Yuliy Osipovich Tsederbaum)。レーニンとともにロシア社会民主労働党の設立に活躍。のち、...
やそ【耶蘇】
《(ラテン)Jesusの中国音訳語「耶蘇」の音読みから》 ⇒イエス=キリスト キリスト教およびキリスト教徒。