アルフィエーリ【Vittorio Alfieri】
[1749〜1803]イタリアの劇作家。イタリア悲劇の創始者。作「サウル」「ミルラ」など。
カルパッチョ【Vittore Carpaccio】
[1450ころ〜1525ころ]イタリアの画家。ベネチア派。細部を克明に描写した宗教画を描いた。「聖女ウルスラ伝」の連作など。カルパッチオ。
デ‐シーカ【Vittorio De Sica】
[1902〜1974]イタリアの映画監督・俳優。トーキー時代から二枚目スターとして活躍し、第二次大戦後「靴みがき」「自転車泥棒」などネオレアリズモの秀作を監督。ほかに「終着駅」「ひまわり」などを監督。
ナイポール【Vidiadhar Surajprasad Naipaul】
[1932〜2018]英国の小説家。トリニダード‐トバゴ出身、インド系移民の子。西インド諸島のインド系社会の貧困と混迷を描いた「ビスワス氏の家」は代表作。現代社会の精神的荒廃と複雑な政治的現実を...
ビゼー【Georges Bizet】
[1838〜1875]フランスの作曲家。特にオペラにすぐれ、洗練された作曲技法によって、音楽と劇の内容とを融合させた。作品にオペラ「カルメン」「アルルの女」など。
びだつ‐てんのう【敏達天皇】
[?〜585]記紀で、第30代の天皇。欽明天皇の第2皇子。名は渟中倉太珠敷(ぬなくらのふとたましき)。治世中、仏教受容をめぐって蘇我氏と物部氏が対立を深めたという。訳語田(おさだ)天皇。
ビッドル【James Biddle】
[1783〜1848]米国の海軍軍人。望廈条約の批准書交換のため清を訪れた帰途、弘化3年(1846)に日本の浦賀に来航して開国を求めた。しかし、小型艦2隻のみで、また威圧を避けたため交渉は失敗し...
びとう‐にしゅう【尾藤二洲】
[1747〜1814]江戸後期の儒学者。伊予の人。名は孝肇(たかもと)。字(あざな)は志尹。古文辞学・朱子学を学び、寛政異学の禁に参画。昌平坂学問所教官。寛政の三助の一人。著「素餐録」「正学指掌...
ビトルビウス【Marcus Vitruvius Pollio】
古代ローマの建築家。前1世紀に活躍。著書「建築十書」は、ルネサンス時代に再評価され、後の建築に大きな影響を与えた。生没年未詳。ウィトルウィウス。
ベーリング【Vitus Jonassen Bering】
[1681〜1741]ロシアの探検家。デンマーク生まれ。カムチャツカ探検隊の隊長となり、1728年にベーリング海峡に達し、アジアとアメリカが陸続きでないことを確認した。