フィロン【Philōn】
[前20ころ〜50ころ]アレクサンドリアのユダヤ人哲学者。ユダヤ思想とギリシャ哲学との融合を図った。アレクサンドリアのフィロン。
フィービゲル【Johannes Andreas Grib Fibiger】
[1867〜1928]デンマークの病理学者。ラットを用いた実験を行い、人工癌(がん)研究の端緒をつくった。1926年ノーベル生理学医学賞受賞。
フィールディング【Henry Fielding】
[1707〜1754]英国の小説家。劇作から小説に転じ、鋭い洞察力により、笑いのなかに人間性の問題を追求。「英国小説の父」と称される。作「ジョーゼフ=アンドルーズ」「トム=ジョーンズ」など。
ブルネレスキ【Filippo Brunelleschi】
[1377〜1446]イタリアの建築家・彫刻家。ルネサンス建築の創始者の一人で、フィレンツェのサンタマリアデルフィオーレ大聖堂のドームなど、革新的作品を残した。
マリネッティ【Emilio Filippo Tommaso Marinetti】
[1876〜1944]イタリアの詩人。1909年「未来派宣言」を発表、未来派運動の指導者的役割を果たした。のち、ファシズムに同調。詩「老水夫」、小説「未来派人マファルカ」など。
リッピ【Lippi】
(Fra Filippo 〜)[1406〜1469]イタリアの画家。フィレンツェ派。現世的、人間的情緒をたたえた聖母子像を好んで描いた。
(Filippino 〜)[1457ころ〜1504]...
リラダン【Philippe Auguste de Villiers de L'Isle-Adam】
[1838〜1889]フランスの小説家・劇作家・詩人。精神主義に立って物質万能の社会を風刺。短編集「残酷物語」、長編「未来のイブ」「トリビュラ=ボノメ」、戯曲「アクセル」など。ビリエ=ド=リラダン。
ルンゲ【Philipp Otto Runge】
[1777〜1810]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作品のほか、肖像画にもすぐれた。
ロス【Philip Roth】
[1933〜2018]米国の小説家。1959年、ユダヤ系米国人の若者を描いた「さようならコロンバス」でデビューし、全米図書賞を受賞。その後も数多くの作品を発表し、米国を代表する小説家として活躍し...