ウェルギリウス【Publius Vergilius Maro】
[前70〜前19]古代ローマの詩人。ローマ文学の黄金時代を代表する。作「牧歌」「農耕詩」「アエネイス」など。英語名、バージル。ベルギリウス。
テレンティウス【Publius Terentius Afer】
[前195ころ〜前159]古代ローマの喜劇作家。カルタゴ生まれの解放奴隷。整った劇作法で、人生批評的な作品を書き、教養人にもてはやされた。作「アンドロスの女」など。
プイグ【Manuel Puig】
[1932〜1990]アルゼンチンの小説家。登場人物の会話や日記・手紙などのコラージュを用い、社会的弱者や抑圧された人々を描く。作「蜘蛛女のキス」ほか。
プガチョフ【Emel'yan Ivanovich Pugachyov】
[1742ころ〜1775]ロシアの農民戦争(プガチョフの乱)の指導者。ドンコサック出身。1773年、農民のツァーリ信仰を利用してみずからピョートル3世と称し、農奴解放を唱えて農民蜂起を指導。蜂起...
プチャーチン【Evfimiy Vasil'evich Putyatin】
[1804〜1883]ロシアの海軍軍人。嘉永6年(1853)日本との条約締結の特命を受けて来日。安政元年12月21日(1855年2月7日)に日露和親条約、安政5年7月11日(1858年8月19日...
プッサン【Poussin】
⇒プーサン
プッチーニ【Giacomo Puccini】
[1858〜1924]イタリアの作曲家。人情味豊かな題材、優美な旋律、人物描写の妙を尽くしたオペラを多く作曲。作品に「ラ‐ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」など。
プティジャン【Bernard Thadée Petitjean】
[1829〜1882]フランスの宣教師。文久3年(1863)来日。長崎に大浦天主堂を建立。慶応2年(1866)から日本司教となり各地で布教、宗教書籍の刊行に尽力。長崎で没した。
プトレマイオス【Klaudios Ptolemaios】
2世紀ごろのギリシャの天文・地理学者。天文学書「アルマゲスト」を著し、天動説を完成。また緯度・経度を用いた地図を作り、数学・音楽などの研究も行った。英語名トレミー。生没年未詳。
プドフキン【Vsevolod Illarionovich Pudovkin】
[1893〜1953]ソ連の映画監督。モンタージュ理論を唱え、ソ連映画の基礎を築いた一人。代表作「母」「アジアの嵐」など。