マタイじゅなんきょく【マタイ受難曲】
《原題、(ドイツ)Matthäuspassion》「マタイによる福音書」のキリスト受難物語に基づく音楽作品。特に、1728年から1729年にかけてバッハが作曲したもの。バッハ没後は長らく忘れられていたが、1829年にメンデルスゾーンが復活上演したことで再評価。
マタイでん【マタイ伝】
⇒マタイによる福音書
マタイによるふくいんしょ【マタイによる福音書】
新約聖書、四福音書の巻頭書。1世紀末ごろ書かれたと推定され、イエスの系図・誕生物語から、山上の垂訓を始めとする教え、受難と復活に至る生涯を記す。イエスを旧約聖書の預言の完成者、すなわちメシア(救世主)とする叙述が特徴。マタイ福音書。マタイ伝。→マタイ →福音書
出典:青空文庫
・・・必要とするものです。マタイ十章、二八、「身を殺して霊魂をころし得ぬ・・・ 太宰治「トカトントン」
・・・りと二分されている。マタイ伝二十八章、読み終えるのに、三年かかった・・・ 太宰治「HUMAN LOST」
・・・ヨブだのマタイだのと署名して弟子が書いている。全智全能だと云いなが・・・ 宮本百合子「モスクワの姿」