フランチェスコ【Francesco d'Assisi】
[1182〜1226]カトリック教会の聖人。フランチェスコ修道会の創設者。イタリアのアッシジの生まれ。キリストにならい清貧・貞潔・奉仕の生活を守り、「小さき兄弟修道会」(のちのフランチェスコ修道...
ベスプッチ【Amerigo Vespucci】
[1454〜1512]イタリアの航海者・商人。1499年からポルトガル王の援助による2回の航海で、南米大陸をマゼラン海峡まで南下し、新大陸であることを確信。彼のラテン名アメリクスにちなみ、アメリ...
ペテロ【Petros】
[?〜64ころ]イエス=キリストの十二使徒中の第一人者。本名、シモン(Simon)。ガリラヤの漁師であったがイエスの弟子となり、特に信頼されてペテロ(岩、すなわち教会の礎石の意)とよばれ、天国の...
ボールドウィン【Stanley Baldwin】
[1867〜1947]英国の政治家。保守党の指導者。1923年から1937年まで三度首相を務め、社会・経済政策に尽力。
ポル‐ポト【Pol Pot】
[1925?〜1998]カンボジアの政治家・軍人。本名サロト=サル。1976年4月から1979年1月まで首相。クメールルージュの最高指導者として過激な共産主義革命を試みた。反対派とみなされて虐殺...
まき‐りょうこ【巻菱湖】
[1777〜1843]江戸後期の書家。越後の人。名は大任、字(あざな)は致遠。唐の欧陽詢(おうようじゅん)などの書を学び、端正で明快な書風は菱湖流と呼ばれて明治初期まで広く流行。幕末の三筆の一人。
マスウーディ【al-Mas‘ūdī】
[896ころ〜956]アラブの歴史家・地理学者。バグダッド生まれ。ジャワからインド・西アジア・東アフリカまでを旅行し、「黄金の牧場と宝石の鉱山」など多くの著作を残した。
みうら‐しゅもん【三浦朱門】
[1926〜2017]小説家。東京の生まれ。妻は曽野綾子。「第三の新人」の一人。「武蔵野インディアン」で芸術選奨。他に「箱庭」「望郷」など。昭和60年(1985)から翌年まで文化庁長官を務めた。...
ミストラル【Gabriela Mistral】
[1889〜1957]チリの女流詩人・外交官。自殺した恋人への愛を、詩作の過程で人類愛にまで昇華。1945年ノーベル文学賞受賞。詩集「荒廃」「愛情」「開墾」など。
みなもと‐の‐たかくに【源隆国】
[1004〜1077]平安中期の公卿・文学者。高明の孫。通称、宇治大納言。皇后宮大夫・権大納言となり、後一条天皇から白河天皇まで5代に仕えた。説話集「宇治大納言物語」を編著したという。