よしめき‐はるひこ【吉目木晴彦】
[1957〜 ]小説家。神奈川の生まれ。幼少期をアメリカやタイで過ごす。「寂寥郊野(せきりょうこうや)」で芥川賞受賞。他に「ルイジアナ杭打ち」「誇り高き人々」など。
よしもと‐たかあき【吉本隆明】
[1924〜2012]詩人・文芸評論家・思想家。東京の生まれ。次女は小説家の吉本ばなな。文学・大衆文化・政治・宗教など、広範な領域で評論・思想活動を行う。著書に「高村光太郎」「言語にとって美とは...
よしもと‐ばなな【吉本ばなな】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、吉本真秀子(まほこ)。思想家吉本隆明の次女。単行本「キッチン」に所収の「ムーンライト・シャドウ」で第16回泉鏡花文学賞受賞。他に「TUGUMI」「とか...
よしや‐のぶこ【吉屋信子】
[1896〜1973]小説家。新潟の生まれ。キリスト教的な理想主義や清純な感傷性によって多くの女性の支持を得た。作「地の果まで」「良人の貞操」「鬼火」「徳川の夫人たち」など。
よしゆき‐じゅんのすけ【吉行淳之介】
[1924〜1994]小説家。岡山の生まれ。「驟雨」で第31回芥川賞を受賞し、以降「第三の新人」の一人として活躍。他に「闇のなかの祝祭」「砂の上の植物群」「夕暮まで」など。
よしゆき‐りえ【吉行理恵】
[1939〜2006]詩人・小説家。東京の生まれ。本名、理恵子。吉行淳之介の妹。詩集「夢のなかで」で田村俊子賞受賞。小説「小さな貴婦人」で芥川賞受賞。他に短編集「黄色い猫」、児童文学に「まほうつ...
ヨセフ【Joseph】
旧約聖書「創世記」の人物。ヤコブの子。父から特にかわいがられたため他の兄弟たちに憎まれ、エジプトに売られたが、のち宰相となって国を飢饉(ききん)から救い、父や兄弟たちと再会する。 イエスの母...
ヨセフス【Josephus Flavius】
[37ころ〜100ころ]ユダヤ人の歴史家。エルサレムに生まれる。ローマの捕囚となるが許され、のちローマ帝の側近として仕える。ローマに住み、ユダヤ史をギリシャ語で著述、「ユダヤ戦記」「ユダヤ古代誌...
よだ‐がっかい【依田学海】
[1834〜1909]漢学者・演劇評論家。江戸の生まれ。名は朝宗。字(あざな)は百川(ひゃくせん)、のちこれを本名とした。演劇改良運動に尽力。戯曲「吉野拾遺名歌誉」など。
よだ‐じゅんいち【与田凖一】
[1905〜1997]児童文学者・詩人。福岡の生まれ。旧姓、浅山。北原白秋に師事し、詩、童話、童謡、絵本を制作。詩集「野ゆき山ゆき」で野間児童文芸賞を受賞。他に童話「五十一番目のザボン」「十二の...