よう‐えん【楊炎】
[727〜781]中国、唐の政治家。鳳翔(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は公南。徳宗に召されて宰相となり、780年、戸税・地税からなる両税法を施行、安史の乱後の国家財政を立て直したが、の...
ようかん【永観】
[1032〜1111]平安中期の僧。浄土教の先駆者。法相(ほっそう)・華厳・三論を学んだが、念仏三昧(ざんまい)に転じた。東大寺別当を務めたのち禅林寺に住し、念仏を布教。著「往生拾因」「往生講式...
よう‐きひ【楊貴妃】
[719〜756]《「貴妃」は女官の位の名》中国、唐の玄宗皇帝の妃。永楽(山西省)の人。初め玄宗の子寿王の妃。歌舞音曲に通じ、また聡明であったため、玄宗に召されて貴妃となり、寵を一身に集め、楊...
よう‐けい【楊炯】
[650?〜695?]中国、初唐期の詩人。華陰(陝西(せんせい)省)の人。官は盈川(えいせん)の令に至ったので、楊盈川とも称された。初唐四傑の一人。文辞典麗で、特に五言律詩にすぐれていた。
よう‐けん【楊堅】
[541〜604]中国、隋の初代皇帝。在位581〜604。諡(おくりな)は文帝。廟号(びょうごう)は高祖。北周の静帝の禅譲をうけて帝位につき、突厥(とっけつ)・陳を滅ぼして天下を統一。官制・兵制...
よう‐けんえい【葉剣英】
[1897〜1986]中国の軍人・政治家。広東省梅県の人。広東コミューン、長征に参加。日中戦争では八路軍参謀長・人民解放軍総参謀長を歴任。人民共和国成立後も国防部長・党副主席などの要職を歴任。イ...
よう‐こくちゅう【楊国忠】
[?〜756]中国、唐の政治家。永楽(山西省)の人。本名、釗(しょう)。又従姉妹(またいとこ)にあたる楊貴妃の縁により玄宗皇帝に登用されて宰相となったが、安禄山の乱で貴妃とともに殺された。
ようさい【栄西】
⇒えいさい(栄西)
ようし【揚子】
揚雄(ようゆう)の尊称。
よう‐しゅ【楊朱】
中国、戦国時代の思想家。自己の欲望を満足させることが自然に従うものであるとする為我説を唱え、儒家・墨家に対抗した。その説は「列子」「荘子」などに断片的にみえる。生没年未詳。楊子。