コンプトン【Arthur Holly Compton】
[1892〜1962]米国の物理学者。X線に関するコンプトン効果を発見。のち、宇宙線を研究。原子爆弾開発のマンハッタン計画では指導的地位にあった。1927年ノーベル物理学賞受賞。
コンラッド【Joseph Conrad】
[1857〜1924]英国の小説家。ポーランド生まれ。船員生活の体験の海洋小説のほか政治小説を発表。人間の倫理性の問題を追究した。作「ナーシサス号の黒人」「闇の奥」など。
こん‐わじろう【今和次郎】
[1888〜1973]建築学者・風俗研究家。青森の生まれ。東京美術学校卒。早大教授。民家研究で知られ、また風俗・世相を研究する考現学を提唱。著作に「日本の民家」「考現学」など。
シーモノフ【Konstantin Mikhaylovich Simonov】
[1915〜1979]ソ連の小説家・劇作家・詩人。常に時代に即した国際的なテーマを取り上げた。小説「夜となく昼となく」、戯曲「ロシアの人々」など。
スタニスラフスキー【Konstantin Sergeevich Stanislavskiy】
[1863〜1938]ソ連の演出家・俳優。モスクワ芸術座を創立、リアリズム演劇の旗手として活動。その理論スタニスラフスキーシステムは世界の俳優教育に多大の影響を与えた。著「芸術におけるわが生涯」など。
チェルネンコ【Konstantin Ustinovich Chernenko】
[1911〜1985]ソ連の政治家。ブレジネフの側近として要職を歴任。1984年にはアンドロポフの死去をうけて共産党書記長に就任、最高会議幹部会議長も兼務した。
ツィオルコフスキー【Konstantin Eduardovich Tsiolkovskii】
[1857〜1935]ロシアの物理学者。学校教師のかたわら、独学で宇宙飛行の理論を研究し、ソ連における惑星間飛行研究やロケット工学の先駆者となった。主著「ロケットの運動原理」。
バリモント【Konstantin Dmitrievich Bal'mont】
[1867〜1942]ロシアの詩人。ロシア象徴主義の初期の代表者。また、西欧詩の翻訳でも活躍。作「太陽のごとくあれ」など。
ブランクーシ【Constantin Brancusi】
[1876〜1957]ルーマニアの彫刻家。パリに定住。事物の本質、根源的生命力を追求することで極度に単純な抽象形態に到達。現代彫刻に多大な影響を与えた。作「空間の鳥」など。
マイヤー【Conrad Ferdinand Meyer】
[1825〜1898]スイスの詩人・小説家。叙事詩「フッテン最後の日々」、小説「ユルク=イェナッチュ」など。