出典:gooニュース
マクロン氏の与党連合と左派連合が候補者を一本化 フランス国民議会選挙の決選投票に向け
7日に行われるフランスの国民議会選挙の決選投票に向け、極右政党「国民連合」の単独過半数を阻止しようと、マクロン大統領率いる与党連合と左派連合が候補者を一本化し、210人以上が立候補を取り下げました。先月30日に行われた、フランスの国民議会選挙では、得票率のトップは極右政党の「国民連合」で、2位は左派連合、マクロン大統領率いる与党連合は3位と苦戦しています。
瀬戸際に追い込まれたマクロン氏 フランスで右翼勢力が1千万票超え
右翼内閣の誕生が焦点になるなか、RNに反対する有権者が増えると同時に、マクロン政権に批判的な有権者の多くがRNに流れたとみられる。
マクロン氏の「賭け」にフランスの新聞「すべて間違いと証明」…極右系RNの「脱悪魔化」路線、現状不満を吸収か
だが、RNと同時に支持を伸ばしたのが与党連合ではなく、マクロン氏と対立してきた左派政党連合だったことから仏メディアでは「マクロン氏の計算がすべて間違っていたことが証明された」(フィガロ)といった厳しい評価が相次いだ。 RNは極端な排外主義的な主張を薄めて治安改善や経済格差の是正に焦点を絞る「脱悪魔化」と呼ばれる路線で、現状への不満を吸収したとみられる。
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