デュシャン【Marcel Duchamp】
[1887〜1968]フランス生まれの画家。ダダイスムの代表者の一人。1915年渡米。既成の絵画の枠を超えた実験的作品を制作する一方、日用品を芸術作品として提出する、いわゆる「レディーメイド」の...
デュパルク【Henri Duparc】
[1848〜1933]フランスの作曲家。C=A=フランクに師事。国民音楽協会の設立者の一人で、近代フランス音楽の先駆的存在。歌曲「悲しみの歌」「旅への誘い」など。
といた‐やすじ【戸板康二】
[1915〜1993]演劇評論家・小説家。東京の生まれ。歌舞伎評論の第一人者として活躍した後、江戸川乱歩の勧めにより推理小説家となる。「団十郎切腹事件」で直木賞受賞。他に「グリーン車の子供」「車...
とう‐いん【唐寅】
[1470〜1523]中国、明代の文人画家。呉県(江蘇省)の人。字(あざな)は伯虎。号、六如居士(りくじょこじ)など。沈周(しんしゅう)・文徴明らとともに明代四大画家の一人で、特に美人画は有名。...
とう‐たく【董卓】
[?〜192]中国、後漢末の群雄の一人。霊帝の没後、献帝を擁立。一時は政権を掌握するが、袁紹(えんしょう)を中心とした軍に敗れ、のち部下の呂布(りょふ)に殺された。
とうとう‐し【陶唐氏】
中国五帝の一人、尭(ぎょう)の称。初め唐侯に封ぜられ、のち、天子となって陶を都としたところからいう。唐尭。
トハチェフスキー【Mikhail Nikolaevich Tukhachevskiy】
[1893〜1937]ロシアの軍人。参謀総長・国防人民委員代理、ソ連最初の元帥の一人。ロシア革命後の内戦期に赤軍を指揮して戦功をあげ、その後も赤軍の近代化に努めたが、スターリンの大粛清により銃殺...
トマス【Thomas】
キリスト十二使徒の一人。イエスの復活を見て信仰を告白、伝道のためにインドへ渡ったとされる。トーマ。
とみい‐まさあきら【富井政章】
[1858〜1935]民法学者。京都の生まれ。フランス法学派の中心的存在。民法典起草者の一人。東大教授・貴族院議員・枢密顧問官などを歴任。著「民法原論」など。
トラヤヌス【Marcus Ulpius Trajanus】
[53〜117]古代ローマ皇帝。在位98〜117。五賢帝の一人。元老院と協調して内政を安定させるとともに、対外進出をはかってアルメニア・アッシリア・メソポタミアなどを征服、帝国の版図を最大にした。