おおはら‐まりこ【大原まり子】
[1959〜 ]SF作家。大阪の生まれ。大学在学中に「一人で歩いていった猫」でデビュー。「戦争を演じた神々たち」で日本SF大賞受賞。他に「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」「ハイブリッド・チャ...
おおもり‐よしたろう【大森義太郎】
[1898〜1940]経済学者・評論家。神奈川の生まれ。労農派の理論的指導者の一人として活躍。著「まてりありすむす・みりたんす」「史的唯物論」など。
おがわ‐みめい【小川未明】
[1882〜1961]小説家・童話作家。新潟の生まれ。本名、健作。ロマンチックな作風から社会主義的傾向へと変わったが、のち童話に専念。童話を文学として確立した先駆者の一人。小説「魯鈍な猫」、童話...
おち‐えつじん【越智越人】
[1656〜1730ころ]江戸中期の俳人。越後の人。名古屋に住んだ。別号、槿花翁(きんかおう)。蕉門十哲の一人で、「更科紀行」に芭蕉と同行、尾張(おわり)の蕉風を開拓した。著「鵲尾冠(しゃくびか...
オネゲル【Arthur Honegger】
[1892〜1955]フランスで活躍したスイスの作曲家。「六人組」の一人。作品に「ダビデ王」「火刑台上のジャンヌ=ダルク」など。
おのでら‐じゅうない【小野寺十内】
[1643〜1703]赤穂義士(あこうぎし)の一人。名は秀和。浅野家の京都留守居役。
おの‐の‐こまち【小野小町】
平安前期の女流歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。仁明(にんみょう)・文徳(もんとく)両天皇の後宮に仕えた。美貌(びぼう)の歌人といわれ、多くの伝説があり、謡曲・歌舞伎の題材となっている。家集に「小...
おの‐の‐とうふう【小野道風】
[894〜967]平安中期の書家。尾張の人。篁(たかむら)の孫。書道にすぐれ、和様発達の基礎を築いた。三蹟(さんせき)の一人で、その筆跡を野跡という。真跡とされるものに「智証大師諡号勅書」「屏風...
オルデンバーグ【Claes Oldenburg】
[1929〜2022]米国の彫刻家。スウェーデンのストックホルムに生まれる。ポップアートの代表的作家の一人。石膏でつくった大きなハンバーガーや、ビニールなどで日用品の複製をつくった「柔らかい彫刻...
オースティン【John Langshaw Austin】
[1911〜1960]英国の哲学者。オックスフォード大学教授。オックスフォード学派の代表者の一人。著「言語と行為」など。