がんざん‐だいし【元三大師】
平安中期の天台宗の僧、良源のこと。寛和元年(985)正月3日に没したのでいう。
げん‐こうもん【元好問】
[1190〜1257]中国、金末・元初の詩人。太原(山西省)の人。字(あざな)は裕之。号、遺山。金代最高の詩人とされ、当時の詩を集めた「中州集」を編集。詩文集「元遺山先生集」。
げんしょう‐てんのう【元正天皇】
[680〜748]第44代天皇。女帝。在位715〜724。名は氷高(ひだか)。父は天武天皇の子の草壁皇子、母は元明天皇。三世一身の法の発布などの事績がある。
げん‐しん【元稹】
《「げんじん」とも》[779〜831]中国、中唐の詩人。洛陽(河南省)の人。字(あざな)は微之(びし)。白居易の親友で、元白と並称される。その平易な詩風は元和(げんな)体とよばれた。小説に「鶯鶯...
げんせい【元政】
[1623〜1668]江戸前期の日蓮宗の僧。京都の人。俗姓、石井氏。諱(いみな)は日政。京都深草に住み、熊沢蕃山・石川丈山らと交遊。法華経研究と詩文にすぐれた。著「本朝法華伝」「草山集」など。
げんめい‐てんのう【元明天皇】
[661〜721]第43代天皇。在位707〜715。天智天皇の第4皇女。名は阿閇(あべ)。草壁皇子の妃。文武・元正両天皇の母。文武天皇の夭折(ようせつ)後に即位。平城京遷都、古事記・風土記の編纂...
もとだ‐ながざね【元田永孚】
[1818〜1891]漢学者。肥後の人。号、東野。明治維新後、宮内省に出仕して明治天皇の侍講を務め、枢密顧問官となり、教育勅語の草案作成に尽力した。著「幼学綱要」など。