アポリネール【Guillaume Apollinaire】
[1880〜1918]フランスの詩人。ダダイスムやシュールレアリスムなどの前衛派の先駆者。詩集「アルコール」「カリグラム」など。
アルキメデス【Archimēdēs】
[前287ころ〜前212ころ]古代ギリシャの数学者・物理学者。積分法の先駆となる放物線・円・球などの求積法、アルキメデスの原理の発見、揚水器の発明、てこ・重心の原理の解明など多方面にわたって活躍。
いしい‐はくてい【石井柏亭】
[1882〜1958]洋画家。東京の生まれ。本名、満吉。父石井鼎湖(ていこ)に日本画を、浅井忠に洋画を学ぶ。明治末期には同志数名と近代版画運動の先駆となった「方寸」を創刊。二科会・一水会を創立。...
いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】
[1876〜1956]社会主義運動家。埼玉の生まれ。「万朝報(よろずちょうほう)」記者から平民社に入り、「平民新聞」発刊に協力。安部磯雄・木下尚江らとキリスト教社会主義の雑誌「新紀元」を創刊。無...
いしづか‐たつまろ【石塚竜麿】
[1764〜1823]江戸中期の国語学者。遠江(とおとうみ)の人。本居宣長(もとおりのりなが)の弟子。「古言清濁考(こげんせいだくこう)」「仮名遣奥山路(かなづかいおくのやまじ)」を著し、上代特...
いとう‐けいすけ【伊藤圭介】
[1803〜1901]幕末・明治の植物学者。愛知の生まれ。東大教授。日本初の理学博士。シーボルトに師事。リンネの植物分類法を紹介する「泰西本草名疏」を著し日本の近代植物学の先駆をなす。著「救荒食...
いのう‐じゃくすい【稲生若水】
[1655〜1715]江戸中期の本草(ほんぞう)学者。江戸の人。名は宣義。福山徳潤に師事し、のち加賀藩主に仕えた。博物学の先駆者。著「庶物類纂」など。
イブン‐ハズム【Ibn Ḥazm】
[994〜1064]スペインのイスラム法学者・神学者・文学者。コルドバの生まれ。イスラム法解釈において類推を認めないザーヒリー派の立場から、諸学派を批判。著作に「諸宗派についての書」や、恋愛論の...
いりの‐よしろう【入野義朗】
[1921〜1980]作曲家。ウラジオストクの生まれ。諸井三郎に師事。日本における十二音音楽の先駆者。作品に「弦楽六重奏」、オペラ「綾の鼓」など。
いわした‐そういち【岩下壮一】
[1889〜1940]神学者・哲学者。東京の生まれ。日本におけるカトリック神学研究の先駆者。静岡県神山復生病院長となり、ハンセン病患者の救済事業に尽力。著「信仰の遺産」「中世哲学思想史研究」「カ...