スポック【Benjamin McLane Spock】
[1903〜1998]米国の小児科医。児童心理の発達に基づいた育児書、「スポック博士の育児書」で世界的に知られる。ベトナム戦争に反対する市民運動でも活躍した。
せん‐がくしん【銭学森】
[1911〜2009]中国の科学者。浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)の人。カリフォルニア工科大学に留学し、ロケット工学の博士号を取得。のちに同大教授となる。帰国後は中国科学院力学研究所長など...
たかぎ‐かねひろ【高木兼寛】
[1849〜1920]衛生学者。日向の人。海軍軍医総監。日本初の医学博士。有志共立東京病院(東京慈恵会医大病院の前身)を設立したほか、海軍の食事を麦飯に替えて脚気(かっけ)の防止に努めた。
たかむこ‐の‐くろまろ【高向玄理】
[?〜654]飛鳥(あすか)時代の朝臣。渡来人の子孫。遣隋使小野妹子(おののいもこ)に随行。帰国後、僧旻(そうみん)とともに国博士(くにはかせ)に任ぜられ、大化の改新政府の重臣となった。のち、遣...
たなか‐こういち【田中耕一】
[1959〜 ]技術者・生化学者。富山の生まれ。たんぱく質など生体高分子の質量分析法を開発し、平成14年(2002)ノーベル化学賞を受賞。博士などの学位をもたない一般会社員の受賞として話題になっ...
ないとう‐たちゅう【内藤多仲】
[1886〜1970]建築家。山梨の生まれ。高層建築物の耐震構造法を確立。名古屋テレビ塔や東京タワーなど鉄塔の設計を数多く手がけ、「塔博士」とよばれた。
ふじわら‐の‐あきひら【藤原明衡】
[989〜1066]平安中期の学者。文章博士(もんじょうはかせ)・大学頭(だいがくのかみ)を歴任。詩文に秀で、「本朝文粋」を編集。著「明衡往来(めいごうおうらい)」「新猿楽記」など。
ほんだ‐せいろく【本多静六】
[1866〜1952]林学者。埼玉の生まれ。東大教授。日本最初の林学博士。国立公園設立に尽力した。著「本多造林学」。
マン【Mann】
(Heinrich 〜)[1871〜1950]ドイツの小説家・批評家。の兄。ナチス時代、フランス・米国亡命、反ファシズム闘争を展開した。作「ウンラート教授」「アンリ四世」など。 (Thom...
マンデルブロ【Benoît Mandelbrot】
[1924〜2010]ポーランドのワルシャワ出身、ユダヤ系の数学者、経済学者。1936年、家族とともにフランスに移住。1947年、エコールポリテクニークを卒業。その後、米国のカリフォルニア工科大...