あいかわ‐よしすけ【鮎川義介】
[1880〜1967]実業家。山口の生まれ。久原房之助の義兄。日産自動車・日立製作所などを傘下に収める、日産コンツェルンを築く。戦後は、参議院議員として政界にも進出。あゆかわぎすけ。
あべ‐しんぞう【安倍晋三】
[1954〜2022]政治家。東京の生まれ。父は元外相晋太郎、母方の祖父は元首相岸信介。父の死後、山口の地盤を継いで平成5年(1993)衆議院議員に当選。小泉政権時の平成15年(2003)に自由...
ありさか‐なりあきら【有坂成章】
[1852〜1915]技術家・陸軍中将。山口の生まれ。明治31年(1898)有坂式速射砲を発明。
あわたぐち‐くにいえ【粟田口国家】
鎌倉初期の刀工。名は弥九郎。京都の粟田口に移り住み、地名を家名とした。後鳥羽院の御番鍛冶と伝えられている。生没年未詳。
いっさん‐いちねい【一山一寧】
[1247〜1317]中国台州(浙江省)出身の臨済宗の僧。元(げん)の使者として来日し、鎌倉幕府に疑われて幽閉されたこともあったが、のち、建長寺・円覚寺・南禅寺に歴住。五山文学隆盛の糸口を作った...
いとう‐しんすい【伊東深水】
[1898〜1972]日本画家。東京の生まれ。本名、一(はじめ)。鏑木清方(かぶらぎきよかた)に師事し、浮世絵の伝統を受け継いだ風俗画、特に美人画で知られる。大正期には挿絵・口絵を描き、また新版...
えど‐はんだゆう【江戸半太夫】
[?〜1743]江戸中期の浄瑠璃の太夫。初世。江戸の人。貞享(1684〜1688)ごろに半太夫節を創始。操り芝居を興行。語り口が優美で人気を得た。のちに河東節の流行で衰えたが、名義は幕末まで7世...
おおいけ‐ただお【大池唯雄】
[1908〜1970]小説家。宮城の生まれ。本名、小池忠雄。「兜首(かぶとくび)」「秋田口の兄弟」で直木賞受賞。幕末や明治維新などを題材にした歴史小説を書いた。他に「おらんだ楽兵」「炎の時代」など。
おおした‐うだる【大下宇陀児】
[1896〜1966]推理作家。長野の生まれ。本名、木下竜夫。農商務省臨時窒素研究所に勤務するかたわら小説を執筆、「金口の巻煙草(まきたばこ)」を発表。「石の下の記録」で探偵作家クラブ賞(現、日...
かざんいん‐ながちか【花山院長親】
[1346ころ 〜1429]南北朝・室町時代の学者・歌人。号、耕雲。右大臣。新葉和歌集の編纂(へんさん)に従事したといわれる。著「耕雲千首」「耕雲口伝」「耕雲紀行」など。