えいらく‐てい【永楽帝】
[1360〜1424]中国、明の第3代皇帝。在位1402〜1424。太祖の第4子。名は朱棣(しゅてい)。靖難(せいなん)の変を起こして即位。諸王を抑え君主権を強化し、宦官(かんがん)を重用。のち...
おおやま‐いくお【大山郁夫】
[1880〜1955]社会運動家。兵庫の生まれ。大正7年(1918)吉野作造らの黎明会(れいめいかい)に参加。翌年、長谷川如是閑らと「我等」を創刊。無産運動を指導、労働農民党委員長となる。第二次...
おかだ‐よしこ【岡田嘉子】
[1902〜1992]女優。広島の生まれ。女子美術学校卒。新劇から映画界に入り、昭和13年(1938)演出家の杉本良吉とソ連に亡命。スパイ容疑をかけられるが、のちソ連市民権を得る。著作に「悔いな...
おがさわら‐ながひで【小笠原長秀】
[?〜1424]室町中期の武将。信濃の守護。礼式や騎射の法に通じ、足利義満の弓馬術の師範となった。義満の命により武家の礼法を定めたと伝えられる。
オケーシー【Sean O'Casey】
[1880〜1964]アイルランドの劇作家。労働運動・独立運動にも参加、貧民生活を写実的に描いた。作「革命戦士の影」「ジュノーと孔雀(くじゃく)」など。
オコンナー【Feargus O'Connor】
[1794〜1855]英国のチャーチスト運動の指導者。アイルランド出身で、左派の実力行動派を指導して暴力革命を主張した。
オストロフスキー【Nikolay Alekseevich Ostrovskiy】
[1904〜1936]ソ連の作家。革命運動で活躍。自伝的小説「鋼鉄はいかに鍛えられたか」など。
オッペンハイマー【Franz Oppenheimer】
[1864〜1943]ドイツの社会学者。ナチスに追放され、米国に亡命。社会主義的国家論を主張。著「社会学大系」「国家論」。
おの‐らんざん【小野蘭山】
[1729〜1810]江戸中期の本草(ほんぞう)学者。京都の人。名は職博(もとひろ)。松岡恕庵に学ぶ。幕命により江戸の医学館で講義するかたわら、諸国で薬草を採集。著「本草綱目啓蒙(ほんぞうこうも...
オロスコ【José Clemente Orozco】
[1883〜1949]メキシコの画家。革命戦線の悲劇的な光景を強烈なタッチで象徴的に描いた壁画で有名。