すお‐まさゆき【周防正行】
[1956〜 ]映画監督。東京の生まれ。映画の中では従来扱われなかった分野にスポットライトを当てた、ユニークな作品で話題を呼ぶ。代表作は、大学の相撲部を扱った「シコふんじゃった。」、米国でもヒッ...
すがわら‐の‐ふみとき【菅原文時】
[899〜981]平安中期の漢詩人・学者。道真(みちざね)の孫。文章博士(もんじょうはかせ)。天暦8年(954)村上天皇に政治論「意見封事三箇条」を提出。菅三品(かんさんぽん)と称された。
スクリャービン【Aleksandr Nikolaevich Skryabin】
[1872〜1915]ロシアの作曲家・ピアノ奏者。ショパンの影響を受けたピアノ曲から出発し、神秘主義思想に基づく独特な色彩をもつ神秘和音を創始。作品は多数のピアノ曲のほか交響曲「法悦の詩」など。
スタイン【Gertrude Stein】
[1874〜1946]米国の女流小説家・詩人。1903年以降フランスに定住。「ロストジェネレーション(失われた世代)」の命名者。前衛的な作品を発表した。小説「三人の女」、詩集「やわらかいボタン」など。
すだ‐くにたろう【須田国太郎】
[1891〜1961]洋画家。京都の生まれ。独立美術協会会員。東西美術の融合を追求し、独自の明暗法による作品を制作。
スッペ【Franz von Suppé】
[1819〜1895]オーストリアの作曲家。軽快で明朗なオペレッタを多数作曲した。作品に「詩人と農夫」「軽騎兵」など。
すみい‐すえ【住井すゑ】
[1902〜1997]小説家・児童文学者。奈良の生まれ。農民作家犬田卯(しげる)と結婚し、女性解放・農民文学運動を展開。部落差別と闘う少年を描いた大河小説「橋のない川」(全七部)は代表作。児童文...
スメタナ【Bedřich Smetana】
[1824〜1884]チェコの作曲家。国民意識の強い歌劇を作曲し、チェコ国民音楽の父といわれる。作品に交響詩「わが祖国」、歌劇「売られた花嫁」など。
すわ‐てつし【諏訪哲史】
[1969〜 ]小説家。愛知の生まれ。会社に勤務するかたわら創作活動を続ける。「アサッテの人」で群像新人文学賞を受けデビュー。同作品で芥川賞受賞。
せいけ‐きよし【清家清】
[1918〜2005]建築家。京都の生まれ。東京美術学校・東京工業大学卒。東京工業大学・東京芸術大学教授。西洋の近代建築と日本の伝統美を融合した住宅を設計。主な作品に森鴎外の長男、於菟(おと)の...