おだ‐じゅんいちろう【織田純一郎】
[1851〜1919]翻訳家・批評家。京都の生まれ。旧姓、丹羽(にわ)。英国に留学して法律を修めた。帰国後、翻訳小説「花柳春話」で名声を得る。のち「大阪朝日新聞」などの主筆としても活動。
きよもと‐えんじゅだゆう【清元延寿太夫】
清元節の家元。 (初世)[1777〜1825]江戸の人。初名、2世富本斎宮(いつき)太夫。富本節から分かれて清元節を創始。のち延寿斎と改名。 (2世)[1802〜1855]初世の子。美声の持...
キートン【Buster Keaton】
[1895〜1966]米国の喜劇映画俳優。無声映画時代に、決して笑顔を見せない芸とからだを使ったギャグで人気を集めた。代表作「恋愛三代記」「探偵学入門」など。
ギーゼキング【Walter Gieseking】
[1895〜1956]ドイツのピアノ奏者。フランスの生まれ。端正な奏法を確立し、特にフランス近代音楽の演奏で名声を博した。
クロスビー【Bing Crosby】
[1903〜1977]米国のポピュラー歌手・俳優。甘い歌声でラジオ・レコードに活躍、「ホワイトクリスマス」が大ヒットした。「わが道を往(ゆ)く」など映画にも多く出演。
こうだ‐ろはん【幸田露伴】
[1867〜1947]小説家・随筆家・考証家。東京の生まれ。本名、成行(しげゆき)。別号、蝸牛庵(かぎゅうあん)など。明治22年(1889)「露団々」「風流仏」で名声を確立。尾崎紅葉と並ぶ作家と...
とよたけ‐ろしょう【豊竹呂昇】
[1874〜1930]義太夫節の女太夫。愛知の生まれ。本名、永田仲。美声と美貌、巧みな撥(ばち)さばきで一世を風靡した。
ながみつ【長光】
鎌倉中期から後期の刀工。備前の人。光忠の子。足利将軍の宝刀「大般若長光」ほか多くの名刀を作り、長船(おさふね)派の名声を確立。生没年未詳。
レハール【Franz Lehár】
[1870〜1948]オーストリアの作曲家。各地で軍楽隊の指揮者をつとめ、のち、ウィーンオペレッタの作曲家として名声を得た。作品に「メリーウィドー」「金と銀」など。
レールモントフ【Mikhail Yur'evich Lermontov】
[1814〜1841]ロシアの詩人・小説家。プーシキンの死を悼む詩「詩人の死」で名声を博す。以後、自由・行動への渇望、深い倦怠(けんたい)などをうたった。決闘により死亡。叙事詩「悪魔」、小説「現...