あまくに【天国】
8世紀初めごろ大和にいたという刀工。刀工の祖とされる。また、その製した刀剣。
あまだ‐ぐあん【天田愚庵】
[1854〜1904]歌人。福島の生まれ。本名、甘田久五郎、のち五郎と改名。諸国を流浪。万葉調の歌を作って正岡子規に影響を与えた。
てんいちぼう【天一坊】
[?〜1729]江戸中期の僧。通称、改行。源氏坊天一と名のり、徳川家の一族と称して世間を騒がせて処刑された。大岡政談と結びつき戯曲・講談などに脚色された。
てんかい【天海】
[1536〜1643]江戸初期の天台宗の僧。会津の人。号、南光坊。勅諡(ちょくし)号、慈眼大師。徳川家康に重んじられ、政務にも参加。家康の死後、東照大権現を贈号、日光山に改葬し輪王寺を中興。江戸...
てんしょう‐いん【天璋院】
[1837〜1883]江戸幕府第13代将軍徳川家定の正室。幼名は於一(おかつ)。薩摩藩今和泉領主、島津忠剛(ただたけ)の子として生まれる。島津斉彬の養女(篤子(あつこ)と改名)となり、近衛家の養...
てんじ‐てんのう【天智天皇】
[626〜672]第38代の天皇。在位668〜672。舒明天皇の第2皇子。母は皇極天皇(斉明天皇)。藤原鎌足の協力で蘇我氏を滅ぼし、皇太子として大化の改新を断行。斉明天皇没後、称制をとり、近江(...
てん‐じゅ【天授】
天から授かること。また、授かったもの。特に、生まれつきの才能。天性。
てんだい‐だいし【天台大師】
智顗(ちぎ)の称号。
てんち‐てんのう【天智天皇】
⇒てんじてんのう
てんむ‐てんのう【天武天皇】
[?〜686]第40代の天皇。在位673〜686。舒明天皇の第3皇子。名は大海人(おおあま)。母は皇極天皇(斉明天皇)。兄の天智天皇の子の大友皇子(弘文天皇)が太政大臣になると皇太子の地位を去り...