クリスティ【Agatha Christie】
[1890〜1976]英国の女流推理作家。探偵ポアロやミス=マープルが活躍する、卓抜した着想・展開の作品を書いた。作「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺人事件」「オリエント急行の殺人」など。
くらはし‐そうぞう【倉橋惣三】
[1882〜1955]教育者・教育学者。静岡の生まれ。東京女高師教授、付属幼稚園主事。児童心理学を研究し、自由遊びを重視した幼児教育をすすめた。雑誌「幼児の教育」などを編集。戦後、日本保育学会を...
くらはし‐ゆみこ【倉橋由美子】
[1935〜2005]小説家。高知の生まれ。本名、熊谷由美子。明治大学在学中に「パルタイ」で注目される。「アマノン国往還記」で泉鏡花文学賞受賞。他に「聖少女」「スミヤキストQの冒険」など。
クララ【Clara】
[1194〜1253]イタリアの聖女。イタリア名、キアラ。クララ女子修道会の創立者。アッシジのフランチェスコの説教に感銘して、最初の女弟子となる。清貧と苦行の生涯を送り、死後聖人に列せられた。ア...
くりしま‐すみこ【栗島すみ子】
[1902〜1987]映画女優・日本舞踊家。東京の生まれ。本名、池田すみ子。映画「虞美人草(ぐびじんそう)」に出演し、松竹のスターとなる。引退後は日本舞踊に専念。代表作に「生(な)さぬ仲」「船頭...
クリスチーヌ‐ド‐ピザン【Christine de Pisan】
[1364ころ〜1430ころ]イタリア生まれのフランスの女流詩人・著作家。優雅なバラードを多く作る一方、「薔薇(ばら)物語」を批判して女性擁護の論陣を張った。
クリスティーナ【Christina】
[1626〜1689]スウェーデン女王。在位1632〜1654。グスタフ2世の娘。デカルト、グロティウスらと交わり学芸を奨励した。退位後、各地を奔放に旅し、ローマで没。
グルーズ【Jean-Baptiste Greuze】
[1725〜1805]フランスの画家。教訓性を帯びた市民風俗画や愛らしい少女像を描いた。
グレゴリー【Isabella Augusta Gregory】
[1852〜1932]アイルランドの女流劇作家。イェーツらとアイルランド文芸劇場を創立、国民演劇の成立に貢献。アイルランド伝説の収集にも努力した。作「噂のひろまり」「月の出」など。グレゴリー夫人。
サガン【Françoise Sagan】
[1935〜2004]フランスの女流小説家。巧みな心理描写により、倦怠感漂う恋愛を描く。作「悲しみよこんにちは」「ある微笑」など。