あんとく‐てんのう【安徳天皇】
[1178〜1185]第81代天皇。在位1180〜1185。高倉天皇の第1皇子。名は言仁(ときひと)。母は平清盛の娘建礼門院徳子。2歳で即位。源平の戦いで西国に逃げ、壇ノ浦で平家一族とともに入水...
いずみ‐しきぶ【和泉式部】
平安中期の女流歌人。大江雅致(おおえのまさむね)の娘。和泉守橘道貞と結婚し、小式部内侍を産んだ。為尊(ためたか)親王、次いでその弟の敦道(あつみち)親王と恋をし、上東門院彰子に仕えてのち藤原保昌...
いせ【伊勢】
平安前期の女流歌人。三十六歌仙の一人。伊勢守藤原継蔭(ふじわらのつぐかげ)の娘。中務(なかつかさ)の母。宇多天皇の寵愛(ちょうあい)を受けて皇子を産み、伊勢の御(ご)と呼ばれた。生没年未詳。家集...
おだ‐のぶひで【織田信秀】
[1508〜1551]戦国時代の武将。尾張の人。信長の父。今川義元・斎藤道三と対立。のち、斎藤氏と和睦(わぼく)して道三の娘を信長の妻とした。
おの‐の‐こうたいこう【小野皇太后】
[1021〜1102]後冷泉(ごれいぜい)天皇の皇后。藤原教通(ふじわらののりみち)の娘。歓子(かんし)。関白頼通(よりみち)の娘が宮中に入ると、怒って小野の山房に移り、出家した。
き‐の‐ないし【紀内侍】
平安中期の歌人。貫之(つらゆき)の娘。鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事で有名。紅梅の内侍。生没年未詳。
くない‐きょう【宮内卿】
[?〜1204ころ]鎌倉初期の歌人。源師光(みなもとのもろみつ)の娘。後鳥羽院の女房。「千五百番歌合」に参加した歌から若草の宮内卿とよばれ、歌は新古今集以下の勅撰集に40首余り入集。
クリスティーナ【Christina】
[1626〜1689]スウェーデン女王。在位1632〜1654。グスタフ2世の娘。デカルト、グロティウスらと交わり学芸を奨励した。退位後、各地を奔放に旅し、ローマで没。
クールベ【Gustave Courbet】
[1819〜1877]フランスの画家。近代写実主義の代表的画家。パリ‐コミューンに参加し、スイスに亡命。作「オルナンの埋葬」「画家のアトリエ」「セーヌ河畔の娘たち」など。
けやむら‐ろくすけ【毛谷村六助】
安土桃山時代の剣客。豊前(ぶぜん)毛谷村の人。師の吉岡一味斎の娘を助けて父のあだを討たせ、のち小倉の立花家に仕えたという。浄瑠璃「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」その他に脚色...