しゅうほう‐みょうちょう【宗峰妙超】
[1283〜1338]鎌倉後期の臨済宗の僧。播磨(はりま)の人。南浦紹明(なんぽしょうみょう)に学び、大徳寺を創建。花園上皇・後醍醐天皇に信任された。著「語録」「仮名法語」「祥雲夜話」。興禅大灯...
しゅうみつ【宗密】
[780〜841]中国、唐代の僧。華厳宗第五祖。果州(四川省)・四充の人。禅と華厳とを統合した教禅一致を唱えた。著「原人(げんにん)論」「禅源諸詮集都序」。圭峰大師。すみつ。
そういん【宗因】
⇒西山宗因(にしやまそういん)
そうぎ【宗祇】
[1421〜1502]室町後期の連歌師。姓は飯尾(いいお)と伝えられる。別号、自然斎(じねんさい)・種玉庵(しゅぎょくあん)・見外斎。連歌を宗砌(そうぜい)・心敬・専順に師事。また、古典を一条兼...
そう‐すけくに【宗助国】
[1207〜1274]鎌倉中期の武将。対馬(つしま)の守護代。文永の役で蒙古軍と戦い、討死した。
そうぜい【宗砌】
[?〜1455]室町中期の連歌師。但馬(たじま)の人。俗名、高山時重。山名氏の家臣で、連歌を梵灯(ぼんとう)に、和歌を正徹に学んだ。宗祇(そうぎ)は門弟。著「初心求詠集」「古今連談集」など。
そうたん【宗湛】
⇒小栗宗湛(おぐりそうたん)
そうだ‐おさむ【宗田理】
[1928〜2024]小説家。東京の生まれ。昭和54年(1979)発表の「未知海域」が直木賞候補となり小説家デビュー。昭和60年(1985)刊の「ぼくらの七日間戦争」に始まる「ぼくら」シリーズは...
むねたか‐しんのう【宗尊親王】
[1242〜1274]鎌倉幕府第6代将軍。在職1252〜1266。後嵯峨天皇の皇子。謀反の疑いで京に送還され、のち出家。歌集「柳葉和歌集」など。
むねなが‐しんのう【宗良親王】
[1311〜1385?]後醍醐天皇の皇子。名は「むねよし」とも。初め尊澄法親王と称し、天台座主となる。元弘の変に敗れて讃岐(さぬき)に配流。建武政権崩壊ののち還俗、南朝の中心として各地を転戦。「...