ラルボー【Valery Larbaud】
[1881〜1957]フランスの詩人・小説家。精細な心理描写を特色とし、コント・詩・日記の3部からなる「A=O=バルナブース全集」などにより、文学的コスモポリタニズムの先駆者となった。ほかに小説...
ランドルフィ【Tommaso Landolfi】
[1908〜1979]イタリアの小説家。20世紀イタリア幻想文学の代表者の一人。シュールレアリスムの影響を受け、実験的な短編を多数残した。また、ロシア文学やフランス文学の翻訳家としても名高い。作...
ラーゲルクビスト【Pär Lagerkvist】
[1891〜1974]スウェーデンの小説家・詩人・劇作家。善と悪、神性と人性の二元的対立のテーマを追求した。1951年ノーベル文学賞受賞。小説「刑吏」「バラバ」など。
ラーゲルレーブ【Selma Ottiliana Lovisa Lagerlöf】
[1858〜1940]スウェーデンの女流小説家。人間と自然への愛を基調に、空想性あふれる作品を書いた。1909年ノーベル文学賞受賞。作「イェスタ=ベルリング物語」「ニルスのふしぎな旅」など。
ラードナー【Ring Lardner】
[1885〜1933]米国の小説家・ジャーナリスト。スポーツ記者として活躍後、小説家に転身。口語や俗語を駆使した文体を用い、スポーツを題材にした小説などで人気を博した。作「メジャーリーグのうぬぼ...
ラーベ【Wilhelm Raabe】
[1831〜1910]ドイツの小説家。写実主義、皮肉とユーモア、厭世(えんせい)観など多様な傾向をもつ作風で知られる。著「雀(すずめ)横丁年代記」「飢餓牧師」。
り‐ぎょ【李漁】
[1611〜1680ころ]中国、明末・清初の劇作家・小説家。蘭渓(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は笠翁(りゅうおう)。戯曲「笠翁十種曲」、小説「無声戯」「十二楼」、随筆「閑情偶記」の演劇...
り‐ことみ【李琴峰】
[1989〜 ]小説家・翻訳家。台湾の生まれ。本名は非公開。平成29年(2017)、日本語で書いた小説「独り舞」で群像新人文学賞優秀作を受賞し作家デビュー。自作を中国語に翻訳するなど、翻訳家とし...
リチャードソン【Samuel Richardson】
[1689〜1761]英国の小説家。道徳性を基調に市民の心理を写実的に描いた書簡体小説を発表し、英国近代小説の確立に寄与。作「パミラ」「クラリッサ」など。
リットン【Lytton】
(Edward George Earle Lytton Bulwer-〜)[1803〜1873]英国の政治家・小説家。「ポンペイ最後の日」など、多数の通俗小説を書いた。 (Victor Al...