さんげ‐だいし【山家大師】
最澄(さいちょう)の異称。
やまおか‐げんりん【山岡元隣】
[1631〜1672]江戸前期の俳人・仮名草子作者。伊勢の人。字(あざな)は徳甫(とくほ)。別号、而慍斎(じうんさい)・洛陽山人。北村季吟に和歌・俳諧を学び、仮名草子・俳諧・古典注釈に活躍した。...
やまおか‐そうはち【山岡荘八】
[1907〜1978]小説家。新潟の生まれ。本名、藤野庄蔵。長谷川伸(しん)に師事。戦後、17年の歳月を費やし大河小説「徳川家康」を完成。同作品で吉川英治文学賞を受賞。他に「小説明治天皇」「小説...
やまおか‐てっしゅう【山岡鉄舟】
[1836〜1888]江戸末期から明治の剣術家・政治家。江戸の人。通称、鉄太郎。旧幕臣で無刀流剣術の流祖。戊辰(ぼしん)戦争の際、勝海舟の使者として西郷隆盛を説き、西郷・勝の会談を実現させて江戸...
やまぐち‐せいそん【山口青邨】
[1892〜1988]俳人。岩手の生まれ。本名、吉郎。高浜虚子に師事。「夏草」を主宰。写生に根ざした清純・高雅な句風で知られた。句集「雑草園」「露団々」など。
やまな‐うじきよ【山名氏清】
[1344〜1392]南北朝時代の武将。北朝方として大功を挙げ、丹波などの守護となったが、その勢力が強大なのを恐れた足利義満と反目し、明徳の乱を起こして敗死。
やまな‐そうぜん【山名宗全】
⇒山名持豊(やまなもちとよ)
やまな‐もちとよ【山名持豊】
[1404〜1473]室町中期の武将。法名、宗全。但馬(たじま)・備後(びんご)などの守護職。嘉吉の乱で赤松満祐を討った功により播磨(はりま)の守護職も得た。のち、細川勝元と対立して応仁の乱を起...
やまむろ‐ぐんぺい【山室軍平】
[1872〜1940]宗教家。日本救世軍の創立者。岡山の生まれ。明治28年(1895)英国救世軍の来日を機に救世軍に入り、廃娼運動・職業紹介・医療など社会福祉の向上に尽力した。社会鍋を創始。著「...
やまむろ‐しずか【山室静】
[1906〜2000]文芸評論家。鳥取の生まれ。はじめプロレタリア文学に傾倒するが、のち転向。雑誌「近代文学」創刊に参加。北欧文学に深い関心をもち、ヤンソンの童話「ムーミン」シリーズなど、多数の...