アルゲダス【José María Arguedas】
[1911〜1969]ペルーの作家・文化人類学者。幼少期をケチュア系先住民と暮らし、長じて先住民復権運動を推進した。インディオの言語や視点を小説に反映させインディヘニスモ文学の新しい地平をひらい...
しゅう‐こう【周公】
中国、周の政治家。文王の子。名は旦。兄の武王を助けて殷(いん)を滅ぼし、武王の死後、幼少の成王を助けて王族の反乱を鎮圧。また、洛邑(洛陽)を建設するなど周王室の基礎を固めた。礼楽・制度を定めたと...
しらす‐まさこ【白洲正子】
[1910〜1998]随筆家。東京の生まれ。次郎の妻。幼少より能を習い、当時は女人禁制とされていた能舞台に女性演者として初めて立った。「能面」「かくれ里」で読売文学賞を二度受賞。能のほか、古美術...
ふくしま‐まさのり【福島正則】
[1561〜1624]安土桃山・江戸初期の武将。尾張の人。幼少時から豊臣秀吉に従い各地を歴戦、賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでは七本槍の筆頭として活躍。関ヶ原の戦いでは徳川方に属し、安芸(あき)広島...
ほしな‐まさゆき【保科正之】
[1611〜1673]江戸前期の大名。徳川秀忠の庶子。信濃高遠(たかとお)藩主保科正光の養子。のち、会津23万石の領主となり、幼少の将軍家綱を補佐して幕政に参与。民生の安定、社会政策の実施に尽力。
ほんだ‐まさのぶ【本多正信】
[1538〜1616]安土桃山・江戸初期の武将。三河の人。幼少より徳川家康に仕え、謀臣として活躍。のち、2代将軍秀忠の側近。「本佐録」の著者といわれるが未詳。
まきの‐まさひろ【マキノ雅広】
[1908〜1993]映画監督。京都の生まれ。本名、牧野正唯(まさただ)。日本映画の父といわれる牧野省三の長男。幼少のころから俳優として活躍、のちに映画監督となる。戦前・戦後を通じてリアルな時代...
マゼール【Lorin Maazel】
[1930〜2014]米国の指揮者。フランスの生まれ。幼少時よりバイオリンと指揮を学び、1960年に史上最年少の指揮者としてバイロイト音楽祭に登場。ベルリン‐ドイツ‐オペラやウィーン国立歌劇場の...
やすい‐さんてつ【安井算哲】
[1590?〜1652]江戸初期の囲碁棋士。保井算哲とも書く。河内(かわち)の人。渋川春海の父。家元安井家の祖。幼少より碁をよくし、徳川家康に認められて碁所(ごどころ)となった。 ⇒渋川春海
よしめき‐はるひこ【吉目木晴彦】
[1957〜 ]小説家。神奈川の生まれ。幼少期をアメリカやタイで過ごす。「寂寥郊野(せきりょうこうや)」で芥川賞受賞。他に「ルイジアナ杭打ち」「誇り高き人々」など。