ケイ【Ellen Karolina Sofia Key】
[1849〜1926]スウェーデンの婦人思想家・教育家。母性尊重・家庭教育重視の立場から社会問題を論じ、婦人運動の先駆的役割を果たした。著「恋愛と結婚」「児童の世紀」など。エレン=ケイ。
ゲバラ【Ernesto Che Guevara】
[1928〜1967]ラテンアメリカの革命家。アルゼンチン生まれ。キューバ革命に参加し、カストロ政権の要職を歴任。その後ボリビアの革命運動に加わり、政府軍に殺された。チェ=ゲバラとも呼ばれ、チェ...
こばやし‐まこと【小林誠】
[1944〜 ]物理学者。愛知の生まれ。昭和48年(1973)、益川敏英と共同で「小林益川理論」を発表。基本粒子クオークが6種類以上存在すれば、宇宙の成り立ちにかかわる「CP対称性の破れ」の現象...
ゴットフリート‐フォン‐シュトラスブルク【Gottfried von Straßburg】
[1170ころ〜1210ころ]ドイツ中世の叙事詩人。未完の叙事詩「トリスタンとイゾルデ」はキリスト教倫理下における情熱的な愛の悲劇を描く。
さだ‐かいせき【佐田介石】
[1818〜1882]浄土真宗の僧、国粋主義者。肥後の人。仏教の須弥山(しゅみせん)説をもって地動説を排斥し、独自の経済論をもって国産品愛用運動を起こした。著「栽培経済論」など。
サッフォー【Sapphō】
[前612ころ〜?]ギリシャの女流詩人。レスボス島生まれ。率直で簡明な作風の叙情詩・恋歌などは、後世まで永く愛好された。貴族の娘たちに詩や音楽を教えていたことから、同性愛、失恋による自殺などの...
さとう‐こうろく【佐藤紅緑】
[1874〜1949]小説家・劇作家・俳人。青森の生まれ。本名、洽六(こうろく)。詩人サトウ・ハチロー、作家佐藤愛子の父。正岡子規に俳句を学び、のち小説に転じた。少年小説「あゝ玉杯に花うけて」など。
さとう‐はちろう【サトウハチロー】
[1903〜1973]詩人。東京の生まれ。本名、佐藤八郎。紅緑の長男。愛子は異母妹に当たる。詩人として出発し、童謡・歌謡曲の作詞家としても活躍。詩集「爪色の雨」「おかあさん」など。
さとむら‐じょうは【里村紹巴】
[1525ころ〜1602]室町末期の連歌師。大和の人。本姓、松井氏か。号、宝珠庵・臨江斎。周桂・里村昌休に師事し、連歌の第一人者となった。織田信長・豊臣秀吉らとも交渉があり、明智光秀の「愛宕(あ...
さわだ‐しょうじろう【沢田正二郎】
[1892〜1929]俳優。滋賀の生まれ。文芸協会・芸術座を経て、新国劇を創立。剣劇で大衆的人気を博し、「沢正(さわしょう)」の愛称で親しまれた。