クライスラー【Fritz Kreisler】
[1875〜1962]米国のバイオリン奏者・作曲家。オーストリア生まれ。作品に「愛の喜び」「ウィーン奇想曲」など。
くらた‐ひゃくぞう【倉田百三】
[1891〜1943]劇作家・評論家。広島の生まれ。西田幾多郎に傾倒し、京都の「一灯園」に入って思索的生活を体験。評論集「愛と認識との出発」、戯曲「出家とその弟子」「俊寛」「布施太子の入山」など。
くりやがわ‐はくそん【厨川白村】
[1880〜1923]英文学者・評論家。京大教授。京都の生まれ。本名、辰夫。「近代文学十講」で、西欧の近代文学思潮を体系的に解説。他に「象牙の塔を出て」「近代の恋愛観」など。
くろかわ‐きしょう【黒川紀章】
[1934〜2007]建築家。愛知の生まれ。丹下健三に師事。槙文彦らとメタボリズム運動を展開。建築だけでなく都市計画にも積極的にたずさわった。国立民族学博物館、国立新美術館などを設計。芸術院会員...
グルーズ【Jean-Baptiste Greuze】
[1725〜1805]フランスの画家。教訓性を帯びた市民風俗画や愛らしい少女像を描いた。
けんれいもんいん‐うきょうのだいぶ【建礼門院右京大夫】
[1157ころ〜1233ころ]平安末期・鎌倉初期の女流歌人。藤原伊行(ふじわらのこれゆき)の娘。建礼門院に仕え、平資盛(たいらのすけもり)に愛された。のち後鳥羽院に再出仕。家集に「建礼門院右京大...
げん‐かん【阮咸】
中国、魏晋時代の文人。陳留(河南省)の人。字(あざな)は仲容。阮籍の兄の子に当たる。音楽に通じ琵琶をよくした。竹林の七賢の一人。生没年未詳。 《が愛用したところから》中国の弦楽器の一。円形...
こいけ‐まりこ【小池真理子】
[1952〜 ]小説家。東京の生まれ。人間の内面や日常にひそむ恐怖を描き出す心理サスペンス、ミステリー、恋愛小説で人気を集める。「恋」で直木賞受賞。他に「あなたから逃れられない」「妻の女友達」「...
こじま‐いけん【児島惟謙】
[1837〜1908]明治時代の裁判官。愛媛の生まれ。大審院長。大津事件に際し、政府の介入に抗して司法権の独立を守った。のち、貴族院議員・衆議院議員。
こせき‐ゆうじ【古関裕而】
[1909〜1989]作曲家。福島の生まれ。歌謡曲・放送音楽などの作曲で活躍した。作品に「船頭可愛(かわい)や」「長崎の鐘」など。