あべ‐よししげ【安倍能成】
[1883〜1966]哲学者・教育家・評論家。愛媛の生まれ。夏目漱石の門下。一高校長。第二次大戦後、文部大臣、学習院院長を歴任。著「カントの実践哲学」「西洋近世哲学史」など。
うえだ‐あきなり【上田秋成】
[1734〜1809]江戸後期の国学者。浮世草子・読本の作者。大坂の人。本名、東作。別号、無腸。著作に読本「雨月物語」「春雨物語」、随筆「胆大小心録」、歌文集「藤簍冊子(つづらぶみ)」など。
くだら‐の‐かわなり【百済河成】
[782〜853]平安初期の画家。百済からの渡来人の子孫で、姓は余(あぐり)。のち百済朝臣の姓を賜る。武官であったが、画技にすぐれた。作品は現存しないが、正史に名を残す最初の画家。今昔物語による...
こうぜい【行成】
⇒藤原行成(ふじわらのゆきなり)
しょう‐どうせい【蕭道成】
[427〜482]中国、南斉の初代皇帝。在位479〜482。諡号(しごう)は高帝、廟号は太祖。宋の順帝を廃して自立し、国号を斉とした。
そが‐すけなり【曽我祐成】
[1172〜1193]鎌倉初期の武士。河津祐泰(かわづすけやす)の子。十郎と称した。曽我兄弟の兄。
ふじわら‐の‐こうぜい【藤原行成】
⇒ふじわらのゆきなり
ふじわら‐の‐はまなり【藤原浜成】
[724〜790]奈良時代の公卿。麻呂の子。大宰帥(だざいのそち)。娘婿の氷上川継の乱に連座して大宰員外帥となり、任地で没。著「歌経標式」など。
ふじわら‐の‐ゆきなり【藤原行成】
[972〜1028]平安中期の公卿・書家。名は「こうぜい」とも。伊尹(これただ)の孫。三蹟の一人で、その筆跡を歴任した権中納言・権大納言から権跡(ごんせき)という。和様書道の完成者で、世尊寺流の...
り‐じせい【李自成】
[1606〜1645]中国、明末の農民反乱の指導者。米脂(陝西(せんせい)省)の人。1628年、陝西地方に大飢饉が起こると反乱に加わってその首領となり、各地を転戦して、1643年には新順王を称し...