おぐり‐むしたろう【小栗虫太郎】
[1901〜1946]小説家。東京の生まれ。本名、栄次郎。昭和8年(1933)「新青年」誌に「完全犯罪」が掲載され流行作家となる。衒学(げんがく)趣味の強い推理小説を多く発表した。作「黒死館殺人...
おんだ‐りく【恩田陸】
[1964〜 ]小説家。青森の生まれ。本名、熊谷奈苗。平成4年(1992)日本ファンタジーノベル大賞の候補作となった「六番目の小夜子」で作家デビュー。推理小説やファンタジーをはじめ幅広い作品を手...
かきね‐りょうすけ【垣根涼介】
[1966〜 ]小説家。長崎の生まれ。平成12年(2000)「午前三時のルースター」でサントリーミステリー大賞を受賞し小説家デビュー。ミステリー小説を中心に活躍し、「ワイルド・ソウル」で日本推理...
かだ‐れいたろう【加田伶太郎】
小説家福永武彦が、推理小説を発表する際に用いた筆名。
かどい‐よしのぶ【門井慶喜】
[1971〜 ]小説家。群馬の生まれ。平成15年(2003)「キッドナッパーズ」でオール読物推理小説新人賞受賞。平成18年(2006)に美術ミステリー「天才たちの値段」でデビュー。「銀河鉄道の父...
カー【John Dickson Carr】
[1906〜1977]米国の推理小説家。カーター=ディクソン(Carter Dickson)などのペンネームも使い分け、怪奇趣味・不可能犯罪を特徴とした多くの推理小説を書いた。作「火刑法廷」「三...
ガードナー【Erle Stanley Gardner】
[1889〜1970]米国の推理小説家。弁護士業務のかたわら執筆活動を開始。自身の知識や経験を生かした法廷ミステリーを得意とした。特に弁護士ペリー=メースンを主人公とするシリーズは有名。作「ビロ...
きぎ‐たかたろう【木々高太郎】
[1897〜1969]大脳生理学者・小説家。山梨の生まれ。本名、林髞(たかし)。ソ連に留学し、パブロフの条件反射理論を日本に紹介。一方で探偵小説作家としても注目を集め、探偵小説芸術論を展開。「推...
きくむら‐いたる【菊村到】
[1925〜1999]小説家。神奈川の生まれ。本名、戸川雄次郎。読売新聞記者を経て文筆活動に入る。「硫黄(いおう)島」で芥川賞受賞。戦記、伝記などの実録物のほか、推理小説なども手がける。他に「あ...
クイーン【Ellery Queen】
米国の推理小説家。ダネー(Frederic Dannay[1905〜1983])と、リー(Manfred Bennington Lee[1905〜1971])の共同ペンネーム。本格推理小説を多数...