やどや‐の‐めしもり【宿屋飯盛】
石川雅望(いしかわまさもち)の狂歌師名。
やまおか‐げんりん【山岡元隣】
[1631〜1672]江戸前期の俳人・仮名草子作者。伊勢の人。字(あざな)は徳甫(とくほ)。別号、而慍斎(じうんさい)・洛陽山人。北村季吟に和歌・俳諧を学び、仮名草子・俳諧・古典注釈に活躍した。...
やまが‐そこう【山鹿素行】
[1622〜1685]江戸前期の儒学者・兵学者。会津の人。江戸に出て儒学・兵学・神道・仏教・歌学などを修め、古学を提唱した。官学の朱子学を批判して「聖教要録」を著し、播磨(はりま)の赤穂に流され...
やまぐち‐そどう【山口素堂】
[1642〜1716]江戸前・中期の俳人。甲斐の人。名は信章。別号、其日庵・素仙堂など。江戸や京都で漢学・和歌・書道・俳諧・茶道・能楽などを学ぶ。のち、江戸で芭蕉と親交を結び、蕉風の成立に貢献し...
やまぐち‐ようこ【山口洋子】
[1937〜2014]作詞家・小説家。愛知の生まれ。クラブを経営するかたわら歌謡曲の作詞を手がけ、演歌を中心に多くのヒット曲を生み出す。小説では、女性の生き方に鋭く切り込んだ巧妙な作風で知られる...
よこい‐やゆう【横井也有】
[1702〜1783]江戸中期の俳人。尾張の人。名は時般(ときつら)。別号、野有・素分・知雨亭など。尾張藩の重臣で、武芸・詩歌・絵画・音曲などにもすぐれ、多芸多能で知られた。俳文集「鶉衣(うずら...
よしい‐いさむ【吉井勇】
[1886〜1960]歌人・劇作家。東京の生まれ。「明星」「スバル」によって相聞歌などを発表、また、芸人の世界を描いた独自の市井(しせい)劇で知られる。歌集「酒ほがひ」「祇園歌集」「人間経」、戯...
リルケ【Rainer Maria Rilke】
[1875〜1926]ドイツの詩人。プラハ生まれ。欧州諸国を遍歴し、生の本質、人間実存の究極を追求し続けた。詩集「時祷(じとう)詩集」「ドゥイノの悲歌」「オルフォイスに捧げるソネット」、小説「マ...
ルイス【Pierre Louÿs】
[1870〜1925]フランスの詩人・小説家。ベルギー生まれ。高踏派の流れをくむ象徴派詩人で、幻想的・官能的世界をうたった。散文叙情詩「ビリチスの歌」、小説「アフロディット」など。
ロセッティ【Dante Gabriel Rossetti】
[1828〜1882]英国の画家・詩人。ラファエル前派の結成に参加。伝説や神話、聖書などに題材をとった作品を多く残した。詩集「歌謡とソネット」など。