かん‐おん【桓温】
[312〜373]中国、東晋(とうしん)の武将。安徽(あんき)の人。字(あざな)は元子(げんし)。荊州(けいしゅう)刺史となり、長江上流の兵権を握る。のちに大司馬となり簡文帝を立て、帝位の禅譲を...
さい‐おん【蔡温】
[1682〜1761]琉球王国の政治家。琉球名は具志頭文若(ぐしちゃんぶんじゃく)。蔡温は唐名。清の福州に留学、帰国後、尚敬王の後見役として業績をあげた。
さくらい‐ただよし【桜井忠温】
[1879〜1965]陸軍軍人・作家。愛媛の生まれ。日露戦争の旅順攻囲戦で重傷を負い内地送還。その体験を描いた「肉弾」「銃後」は広く読まれた。
しおのや‐おん【塩谷温】
[1878〜1962]中国文学者。東京の生まれ。号は節山。元曲の研究に功績をあげた。著「支那文学概論」「国訳元曲選」など。