アショカ‐おう【アショカ王】
《(梵)Aśoka》前3世紀ごろ、古代インドのマウリヤ朝第3世の王。カリンガ国を征服し、ほぼ全インドを統一。仏教を保護・奨励し、第3回の経典結集(けつじゅう)を行った。阿育王。阿輸迦(あしゅか)王。
アーサー‐おう【アーサー王】
5〜6世紀ごろの伝説的なブリトン王。ケルトの地に侵入するサクソン人を撃退したとされ、配下である円卓の騎士とともにさまざまな物語が作られた。→アーサー王伝説
いちはら‐の‐おおきみ【市原王】
天智天皇の曽孫安貴王の王子。廷臣・歌人。備中守・玄蕃頭(げんばのかみ)・治部大輔・造東大寺長官などを歴任。万葉集に歌数首が残る。生没年未詳。
カトリック‐りょうおう【カトリック両王】
アラゴン王フェルナンド2世と、カスティーリャ女王イザベルのこと。両王の結婚でスペインが統一された。
ざんげ‐おう【懺悔王】
エドワードの異称。
しび‐おう【尸毗王】
⇒尸毗(しび)
はしのく‐おう【波斯匿王】
《(梵)Prasenajit》釈迦と同時代の中インド、コーサラ国の王。舎衛城に住み、釈迦教団の保護者であった。波斯匿。
もちひと‐おう【以仁王】
[1151〜1180]後白河天皇の第3皇子。治承4年(1180)源頼政と謀り、諸国の源氏に平家追討の令旨を下したが露見。頼政とともに兵を挙げたが戦死。三条宮。高倉宮。
やましろのおおえ‐の‐おう【山背大兄王】
[?〜643]飛鳥時代の皇族。聖徳太子の子。母は蘇我馬子の娘刀自古郎女(とじこのいらつめ)。推古天皇没後、蘇我蝦夷(そがのえみし)の推す田村皇子(舒明天皇)と皇位を争って敗れ、のち蝦夷の子入鹿(...
ゆはら‐の‐おおきみ【湯原王】
奈良前期の歌人。志貴皇子(しきのみこ)の子。天智天皇の孫。歌は万葉集に19首がのっている。生没年未詳。