ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査し、「東遊雑記」「西遊雑記」などを著す。幕命で「武蔵五郡の図」などを作成。
フルシチョフ【Nikita Sergeevich Khrushchyov】
[1894〜1971]ソ連の政治家。スターリン死後、ロシア共産党第一書記に就任。1956年の党大会でスターリン批判を行い、1958年からは首相を兼任して平和共存路線を推進したが、中国との関係は悪...
ブレジネフ【Leonid Il'ich Brezhnev】
[1906〜1982]ソ連の政治家。1952年にロシア共産党幹部会員候補兼書記として頭角を現し、党務関係の要職を歴任。フルシチョフ失脚で党第一書記(1966年に書記長と改称)となり、国際緊張の緩...
プルードン【Pierre Joseph Proudhon】
[1809〜1865]フランスの社会主義者。民主的な経済制度や相互連帯に基づく自由で平等な社会の実現を主張。経済的自由主義・共産主義・国家を否定した。著「財産とは何か」「貧困の哲学」など。
ヘッケル【Ernst Heinrich Haeckel】
[1834〜1919]ドイツの動物学者。海産の無脊椎動物を研究。ダーウィンの進化論を支持し、生物の進化類縁関係の系統樹を作り、個体発生は系統発生を要約して繰り返すという生物発生原則(反復説)を主...
ベッセマー【Henry Bessemer】
[1813〜1898]英国の冶金技術者。酸性転炉を発明、銑鉄から鋼鉄を安価に大量生産して製鉄業に革新をもたらした。他に植字機・活字鋳造機・水圧式鉄道ブレーキなどを発明。
ほそかわ‐しげかた【細川重賢】
[1721〜1785]江戸中期の熊本藩主。倹約を奨励し、また、藩校時習館の開設や殖産事業に尽力して藩政の改革に努めた。
ポル‐ポト【Pol Pot】
[1925?〜1998]カンボジアの政治家・軍人。本名サロト=サル。1976年4月から1979年1月まで首相。クメールルージュの最高指導者として過激な共産主義革命を試みた。反対派とみなされて虐殺...
まえだ‐よういち【前田陽一】
[1934〜1998]映画監督。兵庫の生まれ。「にっぽんぱらだいす」で監督デビュー。風俗喜劇の名匠渋谷実の影響を受け、喜劇映画を量産した。代表作「喜劇・あゝ軍歌」「神様のくれた赤ん坊」など。
マーシャル【Alfred Marshall】
[1842〜1924]英国の経済学者。古典学派を継承して限界分析の手法を導入、ケンブリッジ学派を創始。著「経済学原理」「産業貿易論」など。→マーシャルのk