かんむ‐てんのう【桓武天皇】
[737〜806]第50代天皇。在位、781〜806。光仁天皇の第1皇子。諱(いみな)は山部。長岡京・平安京への遷都、蝦夷(えぞ)征討、最澄・空海の登用による平安仏教の確立、地方政治振興など内政...
くまざわ‐てんのう【熊沢天皇】
昭和20年代に、南朝系の皇統を継ぐと自称した熊沢寛道(ひろみち)のこと。大正時代から、自らを後亀山天皇の末裔と称していたが、第二次大戦後にその主張がGHQや米誌の目に留まり、注目を集めた。後に、...
ごしらかわ‐てんのう【後白河天皇】
[1127〜1192]第77代天皇。在位1155〜1158。鳥羽天皇の第4皇子。名は雅仁。法名、行真。二条天皇に譲位後、5代三十余年にわたって院政を行い、王朝権力の復興・強化に専念した。源平の争...
ごほりかわ‐てんのう【後堀河天皇】
[1212〜1234]第86代天皇。在位、1221〜1232。高倉天皇の皇子守貞親王の子。名は茂仁(ゆたひと)。僧籍にあったが、承久の乱で仲恭天皇が廃されたため還俗、即位。
しょうむ‐てんのう【聖武天皇】
[701〜756]第45代天皇。在位724〜749。文武天皇の第1皇子。名は首(おびと)。藤原不比等(ふじわらのふひと)の娘光明子を皇后とした。仏教を保護し、東大寺のほかに、諸国に国分寺・国分尼...
しらかわ‐てんのう【白河天皇】
[1053〜1129]第72代天皇。在位1073〜1087。後三条天皇の第1皇子。名は貞仁。譲位後も、堀河、鳥羽、崇徳天皇の3代にわたって43年間院政を行った。深く仏教に帰依し、社寺参詣もしきり...
じんむ‐てんのう【神武天皇】
記紀で、第1代の天皇。名は神日本磐余彦(かんやまといわれびこ)。日向(ひゅうが)を出て瀬戸内海を東へ進み、大和を平定して前660年橿原宮(かしはらのみや)で即位したと伝えられる。
ほりかわ‐てんのう【堀河天皇】
[1079〜1107]第73代の天皇。在位1087〜1107。白河天皇の第2皇子。名は善仁(たるひと)。即位当初は白河上皇の院政期であったが、長じて政務に精励し、末代の聖王と称された。
めいじ‐てんのう【明治天皇】
[1852〜1912]第122代天皇。在位1867〜1912。孝明天皇の第2皇子。名は睦仁(むつひと)。幼名、祐宮(さちのみや)。慶応3年(1867)践祚(せんそ)。徳川慶喜の大政奉還により王政...
もんむ‐てんのう【文武天皇】
[683〜707]第42代天皇。在位697〜707。草壁皇子の王子で、母は元明天皇。名は珂瑠(かる)。大宝律令を制定、施行。