おうじん‐てんのう【応神天皇】
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢力が内外に飛躍的に発展したとされ、「宋書」の倭の五王の一人、讃をこの天皇とする説...
おおぎまち‐てんのう【正親町天皇】
[1517〜1593]第106代天皇。在位1557〜1586。後奈良天皇の第2皇子。名は方仁(みちひと)。弘治3年(1557)践祚(せんそ)。毛利元就(もうりもとなり)父子の献上金で、永禄3年(...
ごさくらまち‐てんのう【後桜町天皇】
[1740〜1813]第117代天皇。女帝。在位1762〜1771。桜町天皇の第2皇女。名は智子(としこ)。和歌を好み、御製千数百首があり、他に日記41冊、「禁中年中の事」などを著した。
ごれいぜい‐てんのう【後冷泉天皇】
[1025〜1068]第70代天皇。在位、1045〜1068。後朱雀天皇の第1皇子。名は親仁(ちかひと)。母は藤原嬉子(ふじわらのきし)。母の兄、藤原頼通が関白として権勢を振るった。後拾遺集・金...
さくらまち‐てんのう【桜町天皇】
[1720〜1750]第115代天皇。在位1735〜1747。中御門(なかみかど)天皇の第1皇子。名は昭仁(てるひと)。和歌に長じ、歌集「桜町院坊中御会和歌」「桜町院御集」などがある。
じとう‐てんのう【持統天皇】
[645〜703]第41代の天皇。在位686〜697。天智天皇の第2皇女。名は鸕野讃良(うののさらら)。天武天皇の皇后となり、天皇の死後政務を執った。皇太子草壁皇子の死後、飛鳥浄御原宮(あすかの...
すじん‐てんのう【崇神天皇】
記紀で、第10代の天皇。開化天皇の皇子。名は御間城入彦五十瓊殖(みまきいりひこいにえ)。御肇国天皇(はつくにしらすすめらみこと)とも称される。
ぶれつ‐てんのう【武烈天皇】
記紀で、第25代の天皇。仁賢天皇の皇子。名は、小泊瀬稚鷦鷯(おはつせわかさざき)。日本書紀では凶暴な天皇として描かれている。
ゆうりゃく‐てんのう【雄略天皇】
記紀で、第21代天皇。允恭天皇の皇子とされる。名は大泊瀬幼武(おおはつせわかたけ)。大和朝廷の勢力を拡大。478年、宋に使いを送った倭王武に比定する説がある。
れいぜい‐てんのう【冷泉天皇】
[950〜1011]第63代天皇。在位967〜969。村上天皇の第2皇子。名は憲平(のりひら)。病弱のため藤原実頼を関白に任じ、藤原氏の政権独占の時代となった。