あすかい‐まさつね【飛鳥井雅経】
[1170〜1221]鎌倉初期の歌人。藤原定家らとともに新古今和歌集を撰した。蹴鞠(けまり)にもすぐれ、歌鞠(かきく)二道の飛鳥井家の祖となる。家集に「明日香井和歌集」がある。藤原雅経。
くじょう‐よしつね【九条良経】
⇒藤原良経(ふじわらのよしつね)
くどう‐すけつね【工藤祐経】
[?〜1193]鎌倉初期の武将。伊豆の人。所領の争いから同族の河津祐泰(かわづすけやす)を殺害。のち、その遺児の曽我祐成(そがすけなり)・時致(ときむね)の兄弟に、富士の巻狩りの陣中で殺された。...
げんくろう‐よしつね【源九郎義経】
源義経(みなもとのよしつね)の通称。
たいら‐の‐のりつね【平教経】
[1160〜1185]平安末期の武将。教盛の子。能登守。勇猛で、源義仲の軍を水島に破り、屋島の戦いでは佐藤継信を射殺。壇ノ浦の戦いで源義経を取り逃がして入水。
ふじわら‐の‐まさつね【藤原雅経】
⇒飛鳥井雅経(あすかいまさつね)
ふじわら‐の‐もとつね【藤原基経】
[836〜891]平安前期の公卿。諡号(しごう)、昭宣公。通称、堀河太政大臣。叔父良房の養子となり、応天門の変で伴善男を失脚させ、また、光孝・宇多両天皇を擁立して最初の関白となり、娘温子を女御と...
ふじわら‐の‐よしつね【藤原良経】
[1169〜1206]鎌倉初期の公卿・歌人・書家。九条兼実の子。摂政・従一位太政大臣となり、後京極殿と称される。歌を俊成に学び、定家の後援者でもあった。書では後京極流の祖。家集「秋篠月清(あきし...
ふじわら‐の‐よりつね【藤原頼経】
⇒九条頼経(くじょうよりつね)
みなもと‐の‐よしつね【源義経】
[1159〜1189]平安末期・鎌倉初期の武将。義朝の九男。母は常盤(ときわ)御前。幼名、牛若丸。平治の乱後、鞍馬寺に入り、さらに奥州の藤原秀衡のもとに身を寄せた。兄頼朝の挙兵に応じて義仲を討...