くりしま‐すみこ【栗島すみ子】
[1902〜1987]映画女優・日本舞踊家。東京の生まれ。本名、池田すみ子。映画「虞美人草(ぐびじんそう)」に出演し、松竹のスターとなる。引退後は日本舞踊に専念。代表作に「生(な)さぬ仲」「船頭...
こかじ【小鍛冶】
京都の刀工、三条小鍛冶宗近(むねちか)の通称。また、宗近およびその流れをくむ人たちが作った刀の称。→宗近
謡曲。五番目物。小鍛冶宗近が御剣奉納の勅を受け、稲荷明神の助けを借りて宝剣小狐丸(こ...
たかぎ‐とくこ【高木徳子】
[1891〜1919]舞踊家・女優。東京の生まれ。本名、とく。旧姓、永井。浅草常盤座において歌とダンスで人気を博し、浅草オペラの先駆者として活躍した。
ダンカン【Isadora Duncan】
[1878〜1927]米国の女流舞踊家。モダンダンスの先駆者といわれる。ギリシャ風の衣装を着け、素足で即興的に踊った。
なかむら‐なかぞう【中村仲蔵】
[1736〜1790]歌舞伎俳優。初世。屋号、栄屋。江戸の人。俳名、秀鶴。忠臣蔵五段目の定九郎をはじめとして、実悪(じつあく)の演技に長じ、すぐれた型を残した。舞踊志賀山流の中興の祖。
ニジンスキー【Vatslav Nizhinskiy】
[1890〜1950]ポーランド系のロシアの舞踊家。ディアギレフのバレエリュスで活躍し、また「牧神の午後」「春の祭典」などの振り付けに才能を発揮した。
ノベール【Jean Georges Noverre】
[1727〜1810]フランスの舞踊家・振付師。仮面を排し、パントマイムの技法をバレエに導入するなど改革に努めた。
ばんどう‐みつごろう【坂東三津五郎】
歌舞伎俳優。屋号、大和屋。 (初世)[1745〜1782]大坂の人。前名、竹田巳之助(みのすけ)。坂東三八の養子となり、改名。江戸へ出て、和実の上手として名声を得た。
(3世)[1775〜1...
フォーキン【Michel Fokine】
[1880〜1942]ロシア生まれの舞踊家・振付師。数々の名振り付けでモダンバレエの方向を確立した。パブロワのために振り付けた「瀕死の白鳥」は有名。のち、米国に帰化。
まさかど【将門】
⇒平将門(たいらのまさかど)
歌舞伎舞踊「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」の通称。