ウィンダウス【Adolf Windaus】
[1876〜1959]ドイツの有機化学者。エルゴステロールに紫外線を照射するとビタミンDと同じ作用をもつ物質になることを発見。1928年、ノーベル化学賞受賞。
ウッドワード【Robert Burns Woodward】
[1917〜1979]米国の有機化学者。ハーバード大教授。ペニシリン、ストリキニーネ、フグ毒のテトロドトキシンなど、多くの天然物質の構造を決定し、キニーネ、クロロフィル、ビタミンB12などの化学...
オンサーガー【Lars Onsager】
[1903〜1976]米国の物理学者・理論化学者。ノルウェー生まれ。不可逆過程に適用できる可逆定理を証明し、不可逆過程における熱力学の基礎を確立。液体ヘリウムの理論、希薄強電解質溶液の理論など多...
きのした‐たかふみ【木下幸文】
[1779〜1821]江戸後期の歌人。備中(びっちゅう)の人。前名、義質(よしなお)。号、亮々舎(さやさやのや)・朝三亭。香川景樹に師事し、桂園十哲の一人。随筆「亮々草紙」、歌文集「亮々遺稿」など。
コッセル【Albrecht Kossel】
[1853〜1927]ドイツの生物学者。初め医学を学び、のちに細胞核の生化学的研究の先駆者となった。核酸の化学的組成、たんぱく質の構成などの研究で有名。1910年、ノーベル生理学医学賞受賞。
こにし‐しげなお【小西重直】
[1875〜1948]教育学者。山形の生まれ。労作教育論を唱える。七高校長・京大総長を歴任するが、滝川事件で辞任。著作に「教育の本質観」「労作教育」など。
ゴールズワージー【John Galsworthy】
[1867〜1933]英国の小説家・劇作家。自由主義的改良主義の立場から、当時の英国社会の物質主義を批判。1932年ノーベル文学賞受賞。小説「フォーサイト家物語」、戯曲「銀の箱」など。
サムナー【James Batcheller Sumner】
[1887〜1955]米国の生化学者。酵素をたんぱく質の結晶の形でとり出すことに成功。1946年ノーベル化学賞受賞。
シェリング【Friedrich Wilhelm Joseph von Schelling】
[1775〜1854]ドイツの哲学者。神秘的直観を重視し、合理主義哲学の限界を批判、絶対者において自然と自我とが合一すると説く同一哲学を主唱。著「先験的観念論の体系」「人間的自由の本質」。
シーボーグ【Glenn Theodore Seaborg】
[1912〜1999]米国の化学者。原子番号94番のプルトニウム以下、10種の超ウラン元素を核反応で生成させ、その性質を解明した。1951年、E=M=マクミランとともにノーベル化学賞受賞。