イブン‐タイミーヤ【Ibn Taymīya】
[1263〜1328]イスラム教ハンバリー派の聖法学者・神学者。シリアの生まれ。その思想は近現代の復古主義的イスラム改革運動の源流となっている。
いまむら‐あきつね【今村明恒】
[1870〜1948]地震学者。鹿児島の生まれ。東大教授。関東大震災直前にその可能性を予告。震災後地震学会を創立、会長となる。地震学の発展、震災予防運動に尽力。著「理論・応用地震学」「鯰のざれご...
いやなが‐しょうきち【弥永昌吉】
[1906〜2006]数学者。東京の生まれ。東大・学習院大学教授。整数論・代数学・幾何学を研究。日仏文化交流や平和運動にも積極的に関わる。著作に「幾何学序説」など。
ウィルバーフォース【William Wilberforce】
[1759〜1833]英国の政治家。小ピットと共同して奴隷貿易廃止運動に尽力。死後、奴隷解放法が制定された。
ウィルヘルム‐テル【Wilhelm Tell】
伝説化されたスイスの英雄。14世紀初めごろ、スイス独立運動に活躍。弓の名人で、愛児の頭上のリンゴを弓で射た話は有名。ウィリアム=テル。
1 《原題、(ドイツ)Wilhelm Tell》シラ...
ウェスリー【John Wesley】
[1703〜1791]英国の神学者・伝道者。メソジスト教会の創始者。その伝道方法、信仰上の主張がイギリス国教会から認められず、独自のメソジスト運動を展開。著「キリスト者の完全」「信仰日誌」。ウェ...
ウェッブ【Sidney James Webb】
[1859〜1947]英国の社会学者・政治家。フェビアン主義の理論家の一人。第一次大戦後の労働党内閣で商務相・植民地相を務めた。同じく社会学者の妻ベアトリスとの共著が多い。著「労働組合運動史」「...
ウォーカー【Alice Walker】
[1944〜 ]米国の黒人女性作家。公民権運動、女性解放運動に参加。南部の黒人女性の半生を描いた「カラー‐パープル」でピュリッツァー賞を受賞した。他に「愛と苦しみ」「喜びの秘密」など。
うちだ‐りょうへい【内田良平】
[1874〜1937]右翼運動指導者。福岡の生まれ。明治34年(1901)黒竜会を創立、大陸進出を唱えた。韓国併合の黒幕として活躍、のちに満蒙(まんもう)独立運動を推進。
うちやま‐かんぞう【内山完造】
[1885〜1959]書店経営者・日中友好運動家。岡山の生まれ。大正初期に上海で書店を開き、魯迅などの中国知識人と親交を結んだ。第二次大戦後は日中親善に尽力。