クレール【René Clair】
[1898〜1981]フランスの映画監督。詩情や風刺に富んだ作風。代表作「イタリア麦の帽子」「巴里の屋根の下」「自由を我等に」など。
こが‐とうあん【古賀侗庵】
[1788〜1847]江戸後期の儒学者。肥前の人。精里の三男。名は煜。諸子百家に通じ、父とともに昌平坂学問所の教授を務めた。著「海防臆測」「劉子」など。
ごこ‐たいふ【五羖大夫】
百里奚(ひゃくりけい)の異称。
しのざき‐しょうちく【篠崎小竹】
[1781〜1851]江戸後期の儒学者。大坂の人。名は弼(ひつ)。篠崎三島に師事、同家の養子となり、のち、江戸で古賀精里に学んだ。著「小竹斎詩鈔」など。
しば‐ぜんこう【芝全交】
[1750〜1793]江戸後期の黄表紙作者。江戸の人。本名、山本藤十郎。遊里や歌舞伎に取材して、こっけいで洒脱に富んだ作品を著した。作「大悲千禄本(だいひのせんろっぽん)」など。
しょうざん‐しこう【商山四皓】
中国秦代末期、乱世を避けて陝西(せんせい)省商山に入った東園公・綺里季・夏黄公・甪里(ろくり)先生の四人の隠士。みな鬚眉(しゅび)が皓白(こうはく)の老人であったのでいう。画題とされる。
じょうは【紹巴】
⇒里村紹巴(さとむらじょうは)
すぎうら‐みんぺい【杉浦明平】
[1913〜2001]小説家・評論家。愛知の生まれ。東京帝大卒業後、ルネサンス文学研究に没頭。戦後は郷里の愛知県渥美(あつみ)町に住み、地方色豊かな文学活動を展開。「小説渡辺崋山」で毎日出版文化...
すぎた‐せいけい【杉田成卿】
[1817〜1859]江戸後期の蘭学者。江戸の人。名は信。号は梅里。玄白の孫。坪井信道に学び、のち蕃書調所教授となる。訳著に「医戒」「済生三方」「砲術訓蒙(くんもう)」などがあり、蘭文(らんぶん...
すずき‐はるのぶ【鈴木春信】
[1725?〜1770]江戸中期の浮世絵師。江戸の人。本姓は穂積、通称、次郎兵衛。号、思古人。錦絵(にしきえ)の成立に中心的な役割を果たした。美人画を得意とし、遊里風俗や市井(しせい)の日常生活...