きうち‐せきてい【木内石亭】
[1725〜1808]江戸後期の鉱物学者。近江(おうみ)の人。名は重暁(しげあき)。姓は「きのうち」とも読む。全国の奇石を収集・研究し、鉱物学・化石学・考古学に貢献。著「雲根志」など。
こうづ‐しゅくすけ【神津俶祐】
[1880〜1955]地質学者。長野の生まれ。東北大教授。岩石学を専攻し、多くの造岩鉱物を研究。月長石のX線による研究は有名。
ノルデンシェルド【Nils Adolf Erik Nordenskjöld】
[1832〜1901]スウェーデンの鉱物学者・探検家。フィンランド生まれ。スピッツベルゲン・グリーンランドやエニセイ河口を探検し、地質を調査。1878〜1880年、欧亜大陸北方を回航する北東航路...
わだ‐つなしろう【和田維四郎】
[1856〜1920]鉱物学者。福井の生まれ。ナウマンと地質調査所を建議してその初代所長となり、のち東大教授・八幡製鉄所長官なども歴任。日本産鉱物の標本を収集し、「日本鉱物誌」を著した。また、書...