にちじゅう【日什】
[1314〜1392]南北朝時代の日蓮宗の僧。会津の人。妙満寺派(今の顕本法華宗)の祖。通称、玄妙阿闍梨(あじゃり)。比叡山で学び天台僧となる。66歳のとき日蓮の著書を読み、日蓮宗に帰した。京都...
ほうじょう‐あきとき【北条顕時】
[1248〜1301]鎌倉中期の武将。実時の子。父の志を継ぎ、金沢文庫を隆盛にした。金沢顕時。
ほうたん【鳳潭】
[1654〜1738]江戸中期の華厳宗の僧。顕密の諸宗を究め、さらに南都に学び、華厳宗の再興に力を尽くした。著「華厳五教章匡真鈔」。芳潭。
まきの‐しんけん【牧野伸顕】
⇒まきののぶあき(牧野伸顕)
マルピーギ【Marcello Malpighi】
[1628〜1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆虫のマルピーギ管などを発見。植物の導管、蚕の変態、鶏の発生などの研究も行った。
むそう‐そせき【夢窓疎石】
[1275〜1351]南北朝時代の臨済宗の僧。伊勢の人。一山一寧・高峰顕日に師事。後醍醐天皇・足利尊氏らの篤信を受け、京都嵯峨に天竜寺を開山。天竜寺船による貿易を促し、また造園芸術を発展させた。...
ゆうき‐むねひろ【結城宗広】
[?〜1338]鎌倉末・南北朝時代の武将。法号、道忠。新田義貞に応じて鎌倉を攻略。建武の中興後、北畠顕家とともに義良親王を奉じて奥州を鎮定。足利尊氏の挙兵後は畿内を転戦し、のち伊勢で病死。
ゆうてん【祐天】
[1637〜1718]江戸中期の浄土宗の僧。陸奥(むつ)の人。字(あざな)は愚心。号、明蓮社顕誉。徳川綱吉・家宣らの帰依を受け、増上寺の第36世を継ぎ、大僧正となった。
りょうげん【良源】
[912〜985]平安中期の天台宗の僧。近江(おうみ)の人。諡号、慈慧(じえ)。通称、元三(がんざん)大師・角(つの)大師・御廟大師。比叡山に入って顕密を学び、内供奉(ないぐぶ)十禅師・天台座主...
レーウェンフック【Antony van Leeuwenhoek】
[1632〜1723]オランダの博物学者。単レンズの光学顕微鏡を自作、筋内の横紋や昆虫の複眼などを観察し、赤血球・細菌・原生動物や動物の精子などを発見した。